今回は、インターネット回線のひとつ「光回線」について紹介します!
「そもそも光回線って何?」という目線から解説していくので、ネット回線についてよく分からない方は是非参考にしてみてください!
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光回線とは?自宅向けインターネット回線のひとつ
光回線のスペック | |
---|---|
通信速度 | 最大 1 ~ 10 Gbps |
通信制限 | 無制限 |
工事 | 必須 |
サービス例 | フレッツ光 / ニューロ光 / ソフトバンク光 / ドコモ光 / ビッグローブ光 など |
光回線とは…インターネットに接続するための回線のひとつで、自宅向けの固定回線です。
電柱から光ファイバーケーブルを宅内まで引き込み、専用の通信機器を介してインターネットへ接続します。
有線ケーブルで直接インターネットに接続するため、通信品質は最も優れています。無線で通信する「4G」や「モバイルWi-Fi」よりも高速です。
以前は「ADSL」や「ケーブルテレビ」が主流でしたが、2022年現在、固定回線の主流は「光回線」だと言えるでしょう。
光回線の特徴を他のネット回線と比較しつつ紹介!
続いて、光回線の特徴も紹介していきます!
ADSLやスマホ回線など、他のインターネット回線とも比較しながら解説しています。どの回線を契約しようか?悩んでいる方も参考にしてみてくださいね。
1.インターネット回線の中では最も通信速度が速い
回線タイプ | 最大通信速度 | 実測値の評価 | |
---|---|---|---|
光回線 | 固定回線 | 1~10 Gbps | |
ADSL | 固定回線 | 50 Mbps | |
ケーブルテレビ | 固定回線 | 320 Mbps | |
4G | モバイル回線 | 150 Mbps | |
WiMAX | モバイル回線 | 867 Mbps | |
置き型wifi | モバイル回線 | 967 Mbps |
※最大通信速度は一例です。サービス提供事業者によって異なります。
※1,000 Mbps = 1 Gbps
光回線のほかに、ADSLやケーブルテレビ、スマホ用の回線や置き型wifiなどなど。インターネット回線の選択肢はたくさんあるのですが、
通信品質が最も優れているのは「光回線」です。
速いだけでなく、安定感や遅延、同時接続台数などなど…様々な視点から見ても、最高品質のネット回線となっています。
なお、WiMAXやSoftBank Airは最大通信速度が1Gbps近くありますが、光回線と比べると実測値はかなり劣ります。
表に実測値の目安も記載しているので、参考にしてみてくださいね。
2.通信容量の制限がない
容量制限 | 速度制限 | |
---|---|---|
光回線 | なし | なし |
4G(スマホ) | 1 ~ 50 GB | あり |
WiMAX | 3日で10GBまで | あり |
ソフトバンクエアー | なし | あり |
モバイル回線は、使用できる通信量に制限があるサービスがほとんどです。
SoftBank Airのように「無制限」を謳っているサービスもありますが、使いすぎた方、混雑時間には速度が制限されています。
その点、光回線は完全に無制限で使えます。使いすぎで通信速度が制限される事もありません。
ただ、混雑している時間帯に通信が処理しきれず、通信速度が低下してしまう事はあります。
混雑による速度低下は、フレッツ回線の「PPPoE方式」で接続しているサービスで顕著なのですが、現在は「IPoE方式」の登場により、混雑による速度低下はある程度解決しています。
一部の光回線には容量制限が記載されていますが、実際に使っていて到達するような容量ではないので安心してください。
- eo光=月間5TBまで
- auひかり=上り通信は1日30GBまで
3.光回線を使うには工事が必要
工事 | 使えるまで | |
---|---|---|
光回線 | 必要 | 2週間~1ヶ月 |
4G(スマホ) | 不要 | すぐに使える |
ワイマックス | 不要 | 1日~1週間 |
SoftBank Air | 不要 | 1日~1週間 |
光回線は光ファイバーケーブルを直接宅内まで引き込む必要があるため、開通工事が必須です。
また、開通工事には「工事費」も必要になります。「工事費無料キャンペーン」を実施している事業者も多いですが、ほとんどの場合は「利用期間の縛り」があります。
更に更に…工事はすぐには出来ず、開通まで2週間~1ヶ月ほどかかります。2月~3月の引っ越しシーズンは契約者が増えるため、更に+1ヶ月ほど遅くなってしまう事もあります。
「工事費が必要」「開通まで遅い」という点は、光回線の唯一のデメリットとも言えるでしょう。
工事費無料について詳しく解説すると…
例えば、NURO光では「工事費40,000円」が必要になりますが、1,333円×30ヶ月の割引があるため、途中で解約しない限りは工事費相当分は無料になります。
もし10ヶ月目で解約した場合は割引が終了するため、残り月数20ヶ月×1,333円の工事費残債は一括で支払う必要がでてきます。
更に、NURO光では別途、2年間(自動更新)の契約期間も設定されているため、2年経過後の更新期間1ヶ月以外で解約すると、9,500円の違約金が発生します。
早期に解約してしまうと、かなり損しちゃいます。引越しでやむを得ない解約でも同様なので、注意してくださいね。
※引越し先で継続利用する場合は免除される事が多いです。
光回線の種類は大きく分けて3つ!
使用回線 | 提供エリア | |
---|---|---|
フレッツ光 | NTTの光ファイバー網 | 日本全国 |
光コラボ | ||
電力会社系の回線 | 電力会社保有の光ファイバー網 | 各電力会社の送電エリア |
独自の回線 | NTTのダークファイバー網 | 狭め |
光回線には大きく分けて3つのタイプがあります。
どれを使ってもある程度の通信品質(100Mbps以上は安定)ぐらいはありますが、サービス提供エリアや料金、特典など…様々な違いがあるので、紹介していきます!
1.フレッツ回線・光コラボ回線
フレッツ光・光コラボ | |
---|---|
概要 | NTTのフレッツ光用の光ファイバー網を使用した光回線 |
特徴 | ・提供エリアは最も広く、日本全国対応 ・光コラボの登場により、サービスの選択肢が増えた ・PPPoE方式で接続すると遅い ・IPoE方式での接続は必須 |
サービス例 | ・フレッツ光 ▼以下、光コラボレーション回線 ・ソフトバンク光 ・ドコモ光 ・ビッグローブ光 ・So-net光 ・enひかり |
NTT東西が敷設した光ファイバーを使用して提供している光回線が「フレッツ光」です。知名度も高く、誰もが知る回線でしょう。
この、フレッツ光と同じ回線を借り受けて、自社プロバイダ+自社サービスを併せて提供しているサービスが「光コラボレーション(光コラボ)」と言います。
フレッツ光も光コラボも、回線品質は同じです。フレッツ光はプロバイダを別途契約する必要がありますが、光コラボはプロバイダもセットで提供している事が多いですね。
「フレッツ光&光コラボ」は、提供エリアが日本で最も広い光回線です。他の回線はそこまで提供エリアが広くないため、フレッツ光 or 光コラボしか回線の選択肢がない地域にお住まいの方もいるかと思います。
通信速度は最大1Gbpsで、問題ない速度なのですが…、フレッツ光&光コラボは全国で最も利用者が多いため、回線設備の混雑が問題となっています。
特に、18時~24時ぐらいの混雑時間帯は通信を処理しきれず、通信速度の低下が起こっています。
この速度低下問題を解決できるのが、「IPoE」という通信方式です。事業者によって異なりますが、「IPv6 IPoE」や「v6プラス」というヤツですね。
IPoE方式を使えば、混雑時間帯でも通信速度の低下はほとんど起こりません。実際、私も光コラボ&v6プラスを使用していますが、20時に計測しても400Mbpsほど出ています。
なので…、「フレッツ光&光コラボ」の回線を使用する場合は、必ず「IPoE」に対応した事業者を選ぶようにしましょう!
2.電力会社系の光回線
電力会社系の光回線 | |
---|---|
概要 | 電力会社保有の光ファイバー網を使用した光回線 |
特徴 | ・提供エリアは各電力会社の送電エリア内 ・地域が限定されている分、通信品質が高め ・auスマホの割引「auスマートバリュー」に対応している |
サービス例 | ・auひかり(電力会社保有の設備は関東エリアのみ) ・eo光(関西電力) ・コミュファ光(中部電力) ・BBIQ(九州電力) ・メガエッグ(中国電力) ・ピカラ光(四国電力) |
電力会社も光ファイバー網を所有しており、これを使って光回線サービスを提供しています。
提供エリアは、各電力会社の送電エリアのみです。例えばeo光だと、関西+福井県となっています。
電力会社系の光回線は提供エリアが限られているため、利用者も少ないです。そのため、回線設備にも余裕があり、混雑での速度低下が起きにくくなっています。
実際、電力会社系の回線を利用している方の、通信速度に関する評判は結構良いです。最大10Gbpsプランを用意している回線もあるので、速度重視の方は検討してみてください。
また、電力系の回線全てが「auスマートバリュー」に対応しています。お得なauスマホ割引が使えるので、auユーザーの方にはおすすめです!
なお、東北地方と北海道には電力会社系の光回線サービスがありません。auひかりが対応していますが、この地域ではNTTのダークファイバー網を使用しています。※詳しくは次の項目で!
3.独自の回線
独自の回線 | |
---|---|
概要 | NTTが敷設した光ファイバー網の内、フレッツ光で使われていない回線網(ダークファイバーと言います) |
特徴 | ・提供エリアが狭い ・サービス数が少ない ・通信品質が高い |
サービス例 | ・NURO光 ・auひかり(関東エリア以外はダークファイバーを使用) |
上記の2つとは異なる回線を使っているサービスを紹介します。
NTT東西が敷設した光ファイバー網の内、実際には使われていない光ファイバー網があります。これを「ダークファイバー」と言い、2001年に他の事業者へ貸せるよう、開放が義務付けられました。
このNTTのダークファイバー網を使って、光回線サービスを提供しているのが「NURO光」です。また、「auひかり」も関東エリアは自社設備ですが、それ以外の地域はダークファイバーを利用しています。
2社とも通信速度の評判が良い光回線ですね!NURO光は標準プランで最大2Gbpsの回線を用意しており、更には20Gbpsプランも登場予定となっています。
ダークファイバーを使った光回線の難点は「提供エリアの狭さ」です。また、NURO光は開通までの遅さも不評となっています。
おすすめ光回線の選び方は?
- 特典が充実したサービスを選ぶ
- 知名度が高いサービスを選ぶ
- 通信速度の評判が良い回線を選ぶ
- 利用しているスマホの割引がある回線を選ぶ
- 特典がない代わりにサービスの安さに全振りした回線を選ぶのもアリ
光回線の選び方も少し紹介してみようと思います。
基本的には、大手企業が運営する光回線がおすすめです。特典が充実しており、キャッシュバックも考慮すれば安く使えます。
また、3大キャリアをお使いの場合は、スマホ割が使える光回線がおすすめですね。3大キャリア回線は特に割引率が大きく、トータルの通信費はグッと抑えれます。
通信品質を重視したい方は、フレッツ光&光コラボなら「IPv6 IPoE」に対応したサービスを探してみてください。電力会社系やNURO光ならだいたい速いです。
特典を捨てた代わりにサービス内容(料金など)を充実させた回線もあります。
以上、選び方別に、おすすめの光回線もまとめてきました!
おすすめ光回線 | ||
---|---|---|
特典が充実 | ・nuro光:キャッシュバック45,000円 ・auひかり:キャッシュバック52,000円 ・ソフトバンク光:キャッシュバック37,000円 ・So-net光:キャッシュバック60,000円 | |
スマホ割 | ・ソフトバンク:ソフトバンク光、NURO光 ・ドコモ:ドコモ光 ・au:auひかり、電力会社系回線、ビッグローブ光、So-net光など… | |
通信速度の評判が良い | ・NURO光 ・auひかり ・eo光 ・コミュファ光 | |
サービス重視 | ・enひかり:月額安い&解約違約金なし ・BB.excite光 Fit:データ量に応じて月額が変動&解約違約金なし |
まとめ
- 自宅向けインターネット回線
- 有線ケーブル(光ファイバー)で通信する
- インターネット回線の中で最も通信品質が高い
- 工事必須なのがデメリット
この記事では、光回線とは?について、簡単に紹介しました。
光回線は、自宅で使うインターネット回線として最もおすすめです。通信品質が高いですし、料金も他の回線と比べてあまり変わりません。
ただ、工事が必須な点がデメリットですね。申し込み~利用開始まで、どうしても時間がかかってしまいますし、そもそも工事が不可能な物件にお住まいの方もいるかと思います。
光回線はサービス数もとても多いですが、選び方も少し紹介しているので、是非参考にしてみてくださいね。