- ソネット光プラスはIPv6に対応してる?
- IPv6だとソネット光プラスは快適なの?
このような疑問をお持ちではないでしょうか。
結論、ソネット光プラスはIPv6に対応しています。
IPv6接続ならIPoE接続になるため、速度が速く安定しています。
ただし、接続方法や周辺の環境によってはIPv6にしても遅い場合があります。
そのため、遅い時の対処法はしっかり理解しておきましょう。
本記事では、さまざまな光回線の契約に携わってきた私が以下3点を解説します。
- ソネット光プラスのIPv6は快適か
- ソネット光プラスでIPv6を利用する方法
- ソネット光プラスのIPv6が遅い時の対処法
すべて読めばソネット光プラスのIPv6に関する知識が身に付き、あなたに合った光回線が選べるようになるでしょう。
関連記事:【So-net光プラスは評判悪い?】ネット上の口コミからわかる全メリット・デメリット
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ソネット光プラスはIPv6に対応で快適に利用できる
ソネット光プラスはIPv6に対応です。
IPv6の中でも、速度が安定しやすくなる「v6プラス」といったサービスを提供しているので、快適に利用できます。
ソネット光プラスのIPv6に関する口コミ
実際にソネット光プラスでIPv6にした人の口コミを見てみましょう。
ソネット光プラスは「IPv6にすると速い」といった意見が非常に多くありました。
な、なんじゃこりゃー!!。インターネットをホームWi-Fiからソネット光(IPv6+)に変わったらこんなにはえぇーじゃねぇかー!!
オラ、おっどれぇたぞ— ラッピー@Ship1 (@rappy000) March 12, 2020
so-net光にしてipv6のオプションつけたらめっちゃ速くなった
— MONO@スイフトスポーツ納車待ち (@monoc26) May 30, 2020
家の固定回線が楽天ひかりからソネット光に切り替わった。爆速だ。家のルーターはまだv6プラス対応のものに切り替えていない。IPv6に対応しているだけ。それでも速い。夜の混雑時間帯でどれくらい出るかによるけれど、切り替えてよかったと思う。
— Nobuyuki Osawa (@nantekkotai) April 10, 2020
厳密にはIPv6のオプションサービスである「v6プラス」がIPv6が速い要因で、IPv6自体は速さに影響しません。
「IPv6」はIPのバージョンを示すもの
IPv6の、IPは「データ通信方法の決まりごと」のようなものです。v6はバージョンを示します。
簡単にいうと、IPv6とは「データ通信方法のバージョン6」です。
速度はIPv6と従来のIPv4に変化はありません。ただIPv6は、従来のIPv4よりも多くのIPアドレスを識別できます。
IPアドレスとは「コンピューターを識別するための番号」
現在IPv4からIPv6への移行が進んでいますが、サーバー側でIPv6への移行が進んでいない場合が多いです。
そのため、IPv6だけでは一部サイトが表示されません。
「IPoE」で接続することでIPv6は速くなる
厳密に言うと「IPoE」に接続することで通信速度が速くなります。
IPoEとは「直接インターネットに接続する方式」のことです。IPv6のみが対応する接続方式で回線の渋滞を避けられます。
この仕組みのため「IPv4からIPv6に変えたら高速になった」という意見が多く見られるのです。
「v6プラス」はサービスの名称
ソネット光プラスは「v6プラス」といったサービス用いて光回線を提供しています。
v6プラスとは「IPv4 over IPv6」とも呼ばれるサービスで、IPv4とIPv6を切り替えつつ、常にIPoE接続ができます。
IPv6だけでは表示できないサイトがあるため、IPv4とIPv6どちらも利用できるのは非常に便利です。何よりIPv4になっても安定した速度のIPoE接続ができる点が、大きなメリットです。
ソネット光プラスでIPv6を利用する方法
ソネット光プラスでIPv6を利用する方法を紹介します。
基本的にはIPv6対応ルーターを準備し、マイページから「v6プラス」を申し込むだけです。
それぞれの手順を詳しく見てみましょう。
IPv6対応ルーターを準備する
まずはIPv6対応ルーターを準備します。
既にルーターを持っている場合は、IPv6に対応しているか確認してください。
So-netの対応機器レンタルサービスを利用するのも良いですが、月額料金が440円かかるので注意しましょう。
マイページからv6プラスに申し込む
ルーターを準備したら「So-netのホームぺージ」からログインをして、マイページからv6プラスの申し込みをします。
IDやパスワードを忘れてログインできない場合は「会員サポート」から再設定を行ってください。
「ご利用開始のご案内」といった内容のメールが届いたら、v6プラスが利用できます。
接続できない場合はパソコンの設定を確認する
「ご利用開始のご案内」が届いてもIPv6の接続ができない場合は、パソコンの設定を確認してみましょう。
IPv6の接続の設定方法は以下です。
Windowsの場合
- 画面左下の「ウィンドウズマーク」を右クリック
- 「ネットワーク接続」をクリック
- 「アダプターのオプションを変更する」をクリック
- 有線の場合は「イーサネット」を、無線の場合は「Wi-Fi」を右クリック
- 「プロパティ」をクリック
- 「インターネット プロトコル バージョン6(TCP/IPv6)」にチェックを入れる
- 「OK」をクリック
Macの場合
- 「Appleメニュー」をクリック
- 「システム環境設定」をクリック
- 「ネットワーク」をクリック
- 「ネットワーク環境」の「自動」をクリック
- 有線の場合は「Ethernet」を、無線の場合は「Wi-Fi」をクリック
- 「詳細」をクリック
- 「IPv6の構成」の「自動」をクリック
- 「適用」をクリック
設定が完了したら、パソコンを再起動してIPv6接続確認をしてみましょう。
ソネット光プラスIPv6接続の確認方法
ソネット光プラスでIPv6接続を確認する方法は「So-netのホームぺージ」へアクセスするだけです。
画面右上の「IPv6」「IPv4」に色がついている方が、現在の接続方法です。
接続内容の詳細が知りたい場合は「IPv6をテスト」を利用しましょう。アクセスするだけで判定ができます。
ソネット光プラスをIPv6にしても速度が遅い場合の対処法
ソネット光プラスをIPv6にしても速度が遅い時の対処法を紹介します。
思わぬミスや勘違いから、速度が遅くなっている可能性があるので、しっかりと確認しておきましょう。
通信機器やルーターを再起動する
IPv6接続をしているスマホやパソコンなどの通信機器、ルーターを再起動しましょう。
通信機器は、開いているソフトによってはCPUに負荷がかかり、速度が低下します。ルーターが何らかの原因で熱を帯びてしまい、正常な通信ができない場合があります。
その場合は一度再起動することで、負担が軽減されて速度が改善します。たとえIPv6接続でも、通信機器やルーターに負担がかかる状態では、速度は遅くなるため注意しましょう。
ルーターの設置場所を見直す
Wi-FiでIPv6を利用している場合は、ルーターの場所が悪いと正常な通信ができません。
例えば、電子レンジの近くだと電波を遮断してしまい、通信がしにくくなります。また家の隅や床に直で置いても、電波の広がりが悪くなるため、速度が遅くなりやすいです。
速度の速いIPv6にしても電波が遮断されては意味ないので、ルーターの位置は「家の中心の高い場所できるだけ周囲に電波遮断する物がない状態」がベストです。
IPv4通信時にIPoEになっているか確認する
ソネット光プラスの「v6プラス」とは、IPv6接続時でもIPv4接続時でも、速度が安定するIPoEで通信ができるサービスです。
現在IPv6対応のサイトは多くないので、IPv6に対応していないサイトを開く場合は、IPv4接続です。v6プラス対応ルーターでない場合やルーターの設定によっては、IPv4接続時は速度が安定しないPPPoE接続です。
「IPv6をテスト」へアクセスして、現在の接続状況を確認してみましょう。
「ipv4またはipv6のいずれかのトンネルメカニズムを使用しているようです。」と表示された場合は、IPv4通信時はPPPoE接続です。
再度ルーターがv6プラス対応なのか確認してみてください。
まとめ:ソネット光プラスのIPv6
ソネット光プラスではIPv6が利用でき、通信速度を大幅に改善できます。
ただし通信速度を重視する場合は「ソネット光プラス」より速い回線があるためおすすめしません。