- 「海外でWi-Fi通信したときのデータ通信量が知りたい」
- 「海外旅行でルータの速度制限を避けたい。」
など海外のWi-FI通信で消費するデータ容量について調べていませんか。
海外旅行でレンタルwifiを1人で使う場合のおすすめ容量は「250MB」です。
ただし、動画を頻繁に見る方は「500MB」以上の容量にしましょう。
- スマホの機能別のデータ通信量
- 速度制限を避けるための必須設定
- 3つの注意点を紹介
すべて読めば、海外旅行での速度制限について理解できるでしょう
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【海外でWi-Fiを使う基礎】250MBや500MBで使えるデーター通信容量の目安は?
海外旅行をするためにレンタルWi-Fiを選んでいるけど、250MBや500MBのプランが実際どの程度使えるのかわからない。と悩んでいる人は多いですね。
そこで、今回はスマホで使う代表的な機能がそれぞれどの程度の容量を消費するのか?250MBだと何回できるのか?500MBの場合は?といった内容を表にまとめてみました。
自分で実際に計った結果と、GLOBAL Wi-Fiの公式サイトに掲載されている値をそれぞれまとめてみたので参考にしてみてくださいね。
データ通信容量の目安:公式サイトから引用
サービス名 | 1回あたりの通信量 | 250MBプランの場合 | 500MBプランの場合 |
---|---|---|---|
WEB閲覧 | 約2.5MB | 約1000ページ | 約2000ページ |
メール送信 | 約5.0MB | 約500通 | 約1000通 |
LINE (テキストメッセージ500文字) | 約2kB | 約12万5000回 | 約25万回 |
Yotube閲覧 (HD画質の場合) | 約125MB/1分 | 約2分 | 約4分 |
MAP閲覧 (googlemapの場合) | 約3.7MB | 約67回 | 約135回 |
Skype音声通話 | 約3.3MB/1分 | 約75分 | 約150分 |
Skypeビデオ通話 | 約33MB/1分 | 約7分 | 約15分 |
SMARTalk通話 | 700kB/1分 | 約687分 | 約1375分 |
050plus | 約234kB/1分 | 約1067分 | 約2135分 |
instagram写真投稿 | 約25MB | 約10回 | 約20回 |
GLOBAL Wi-FIの公式HPに、スマホの代表的な機能が消費する通信量の目安が掲載されていたので引用しました。
表を見てみると、250MB程度の容量があればほとんどのサービスが満足に使えることがわかりますね。
ただし、YouTubeの閲覧やSkypeのビデオ通話は数分しか使えないので注意が必要です。
その他、表には乗っていませんがLINEで写真を送った場合も数MB単位で容量を消費するので注意してくださいね。
データ通信容量の目安:自分で調べた場合
サービス名 | 1回あたりの通信量 | 250MBプランの場合 | 500MBプランの場合 |
---|---|---|---|
WEB閲覧 | 約2.5MB | 約1000ページ | 約2000ページ |
メール送信(テキストメッセージ250文字) | 約5.0kB | 約5万通 | 約10万通 |
LINE (テキストメッセージ500文字) | 約2kB | 約12万5000回 | 約25万回 |
Yotube閲覧 (画質自動設定の場合) | 約34MB/1分 | 約7分 | 約14分 |
MAP閲覧 (googlemapの場合) | 約3MB | 約83回 | 約166回 |
Skype音声通話 | 約3MB/1分 | 約83分 | 約166分 |
Skypeビデオ通話 | 約36MB/1分 | 約7分 | 約14分 |
instagram写真投稿 | 約2MB | 約125回 | 約250回 |
※テスト環境は「端末:Apple iPhoneX 64GB」「キャリア:au」「測定アプリ:通信量チェッカー」です。
スマホで使う代表的な機能が消費する通信容量を、アプリ「通信量チェッカー」を使って測定してみました。
実際に計ってみたところGLOBAL Wi-Fi公式HPで紹介されている値とほぼ同じになりましたが、「メール送信」「Youtube閲覧」「instagram写真投稿」は少し違った値になりました。
- メール送信:5MB→5kB
- Youtube:125MB→34MB
- instagram:25MB→2MB
まず、メール送信はテキスト主体のメッセージであれば5.0MBも消費しません。実際に計ってみるとだいたい5kB程度だったので約1/1000程度の容量ですみます。
次に、Youtube閲覧ですが通常は「画質自動選択」設定で閲覧することになるので「画質自動選択」の設定で測定してみました。
結果、1分間のうち50秒程度は720p(HD画質)で表示されましたが通信容量は34MBしか消費されませんでした。GLOBAL Wi-fiに掲載されている125MBの1/3程度ですね。
最後に、instagramの写真投稿はフィルターとテキストを追加して投稿しましたが2MBしか消費されません。GLOBAL Wi-Fiに掲載されている25MBの1/12です!
こちらの表を参考にしていただければ、海外旅行に使うレンタルWi-FIの容量選びの基準になると思うので是非活用してくださいね!
海外でレンタルWi-Fiを使うなら250MBと500MBどちらの容量を選ぶべきか?
海外でレンタルwifiを使う場合、2~3人で共有することも多いですよね?共有できるのがレンタルWi-Fiのメリットでもありますしね。
ですが1人なら250MBもあれば十分な場合でも、2〜3人で使うと容量が足りず通信制限がかかってしまう。なんてこともあり、容量選びに悩むと思います。
そこで、このパートでは共有する人数別におすすめの容量について紹介していきます。是非参考にしてくださいね。
海外でレンタルwifiを1人で使う場合のおすすめ容量
海外旅行でレンタルwifiを1人で使う場合のおすすめ容量は「250MB」です。
先に紹介した表を見れば分かるように、Youtubeダウンロードやビデオ通話をしない限り一日250MBあれば困ることはないでしょう。
また、YouTubeやビデオ通話を使う場合は、500MBや1GBプランを契約しても誤差の範囲でしかありません。
なので、ホテルやショッピングモールのFree Wi-Fiに接続している間にYoutubeやビデオ通話を使うことをおすすめします。
海外でレンタルwifiを2人で使う場合のおすすめ容量
海外旅行でレンタルwifiを2人で使う場合のおすすめ容量は「250MB」です。
海外旅行先で使う頻度が高い機能は「Map」だと思います。250MBの場合、Mapは57~83回使うことができます。
1人当たり28回〜41回ということになりますが、一日12時間外で過ごす事を考えると1時間で1人2回以上Mapが使えることになります。
ショッピングモールや観光地への滞在時間を考えると1時間に2回Mapが使えれば困る事はないと考えられますね。
海外でレンタルwifiを3人で使う場合のおすすめ容量
海外旅行でレンタルwifiを3人で使う場合のおすすめ容量は「500MB」です。
特に、instagramやweb検索を多用する人は「500MB」もしくは「250MBを2台」レンタルすることをおすすめします。
仮にinstagramに1日で10回投稿した場合、2MB×3人×10で60MBの容量を消費することになります。250MBのルータを一台契約した場合残りの容量は190MBです。
この場合、googlemapは1日60回前後・Webサイトは1日70回前後見ることができるようになります。1人当たりで考えると「googlemap:20回」「Webサイト:23サイト」ですね。
この数字を見るとちょっと不安なので、常に3人で行動する人は500MBを、別行動をすることがある人は250MBを2台レンタルするのがおすすめです。
海外でレンタルWi-Fiの速度制限を回避する3つの注意点
海外旅行に使うレンタルWi-Fiの容量を選ぶ時に一番気になるのは、「通信容量制限」をオーバーして「速度制限」がかかることだと思います…汗
基本的には、250MBのルータをレンタルすれば速度制限がかかることはありません。ですが、使い方によっては速度制限がかかることがあります。
そこで、このパートでは速度制限を回避するために注意するべき3つのことについて紹介していきます。是非参考にしてください。
速度制限を回避する注意点①:YouTubeは見ない
海外旅行でWi-Fiの速度制限を避けるために、YouTubeは絶対に見ないようにしましょう…汗
YouTubeは1分見るだけでも、34MBも通信容量を消費します。250MBの中の34MBってかなり大きいですよね。
なので、YouTubeを見たい場合は必ずホテルのWi-FiやショッピングモールなどのFree Wi-Fiに接続している場合だけにしましょう!
速度制限を回避する注意点②:ビデオ通話はしない
海外旅行でWi-Fiの速度制限を避けるためにSkypeなどのビデオ通話も絶対にしないようにしましょう。
ビデオ通話はYouTubeと同じく動画なので、1分間の通話で36MBも容量を消費します。250MBの中の36MBはやはりかなり大きいですよね。
YouTubeと同じくビデオ通話をしたい場合は、必ずホテルのWi-FiやショッピングモールなどのFree Wi-Fiに接続している場合だけにしましょう!
速度制限を回避する注意点③:写真は送らない
海外旅行でWi-Fiの速度制限を避けるために、SNSサイトへの写真投稿は控えることをおすすめします。
最近はスマホのカメラが高画質化しているので、写真のデータ1枚で2MB〜10MB程度の容量を消費してしまいます…汗
旅先では綺麗な景色や食べ物が多いのでLINEやFacebook、instagramなどについつい投稿したくなってしまうと思います。
そこで、気持ちをぐっとこらえてFree Wi-FiやホテルのWi-Fiに接続しているときにまとめて投稿することをおすすめします。
海外での速度制限を回避するために必須のスマホ設定とは?
最近のスマートフォンには、自動でアプリを更新したり写真をクラウドにアップロードする機能がついています。
普段日本で使っている分にはとても便利な機能ですが、海外で使える通信容量が少ない場合無駄な通信容量消費の原因になってしまいます。
このパートでは、海外での速度制限を回避するために必須のスマホの設定について紹介していきます。是非参考にしてください。
※今回はiPhoneを例に説明しますが、Androidの場合も同様の設定項目があるはずなので設定してみてください。
Appのバックグラウンド更新とApp Storeの自動ダウンロードをオフにする
「設定」→「iTunes StoreとApp Store」で表示されるメニューからAppのバックグラウンド更新とAppStoreの自動ダウンロード設定をOFFにしましょう。
「ミュージック」「App」「ブックとオーディオブック」「アップデート」の4つの項目が表示されますが、全てOFFにしてしまいましょう。
日本であれば、アプリのアップデートや音楽のダウンロードを自動で行ってくれる便利な機能ですが通信容量が少ない場合は無駄に容量を消費してしまうことになります。
iCloudフォトライブラリの自動アップロードをオフにする
「設定」→「写真」で表示されるメニューからiCloudフォトライブラリの自動アップロードをOFFにしましょう。
「iCloudフォトライブラリ」のタブをタップしてスライドバーが灰色になれば自動アップロード設定がOFFになっています。
日本であれば、撮った写真を全てiCloudにバックアップしてくれる便利な機能ですが通信容量が少ない場合は無駄に容量を消費する原因になります。
まとめ
- レンタルWi-Fiを使う場合「Youtube」「ビデオ通話」「instagram」に注意!
- 1人~2人での海外旅行の場合容量250MBのレンタルWi-Fiがおすすめ
- 3人での海外旅行の場合容量500MBのレンタルWi-Fiがおすすめ
- 海外旅行中はAppのバックグラウンド更新をOFFにしよう
- 海外旅行中はiCloudフォトライブラリの自動アップロードをOFFにしよう
今回は、海外でのWi-Fiデータ通信量の目安と容量超過を回避する注意点について紹介しました。
スマホで使う基本的な機能の通信量を調べてみた結果、「Youtube」「ビデオ通話」「instagram」に注意する必要があることがわかりました。
また、レンタルWi-Fiの容量は、1人〜2人の場合「250MB」3人の場合「500MB」か「250MBのルータを2台」レンタルすることをおすすめします。
海外旅行中は、勝手に容量が消費されることを防ぐために「Appのバックグラウンド更新」と「iCloudフォトライブラリの自動アップロード」の機能をOFFにすることをおすすめします。