光回線には色々なサービスがありますが、「○○光」という名前のものも多数出ているため、どのサービスがどのような種類なのか混乱してしまいませんか?
そこで、この記事では光回線の種類についてまとめ、「どのサービスを選ぶのが良いのか」まで比較して解説しています。
光回線にどんな種類があるのか知りたい方や、どのサービスを選べば良いか知りたい方の参考になれば幸いです。
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光回線の種類は大きく分けて「5種類」ある!それぞれ特徴を解説!
- 1.NTT東日本・西日本が提供している「フレッツ光」
- 2.フレッツ光回線を借り受けて提供している「光コラボ」
- 3.電力会社保有の光ファイバーを使って提供している「電力会社系」
- 4.電力会社+NTTダークファイバーを使用「auひかり」
- 5.NTTダークファイバーを使用「NURO光」
日本国内で使える光回線は、大きく分けて「5種類」に分別できます。
それぞれの特徴やサービス例を紹介していきます!
1.フレッツ光【NTT東日本・西日本提供】
フレッツ光 | |
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サービス例 | ・フレッツ光(NTT東日本) ・フレッツ光(NTT西日本) |
使用回線 | NTTの光ファイバー網 |
通信速度 | 最大 1~10 Gbps |
提供エリア | 日本全国 |
特徴 | ・日本で最も普及している光回線 ・フレッツ光+別途プロバイダの契約が必要 ・2022年現在、個人ユーザーは「光コラボ」推奨 ・2020年4月より最大10Gbpsプランスタート |
フレッツ光は最も有名な光回線で、現在もシェアの7割を閉めています。また、マンションによってはフレッツ光しか選べない場合もあります。
しかし、フレッツ光では一昔前に多かったお得なキャンペーンやキャッシュバックなどが現在では少なくなっています。
そのため、新規加入するのであれば他の回線を選ぶ方がお得感が強いです。
フレッツ光はプロバイダ契約が分かれているため、契約が2本化して管理が面倒になるなどのデメリットもあります。
2.光コラボレーション【フレッツ光を借り受けて提供】
光コラボレーション | |
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サービス例 | ・ソフトバンク光 ・ドコモ光 ・ビッグローブ光 ・So-net光 ・enひかり …など |
使用回線 | NTTの光ファイバー網 ※フレッツ光と同等 |
通信速度 | 最大 1~10 Gbps |
提供エリア | 日本全国 |
特徴 | ・フレッツ回線を借り受けて提供 ・回線品質はフレッツ光と同等 ・回線+プロバイダ一体型で提供 ・キャッシュバック、キャンペーン等が豊富 ・スマホ割に合わせて選ぶのがおすすめ |
光コラボレーションとは、「ソフトバンク光」や「ドコモ光」などがあります。
特徴としては下記の2点があります。
- プロバイダ契約が一本化されている
- 携帯電話とセット割引がある
フレッツ光はプロバイダ契約を別で行う必要がありますが、光コラボレーションはビッグローブやぷららといったプロバイダ業者が運営しているものもあり、別契約が必要ありません。
3.電力会社系の光回線【電力会社保有の光ファイバー使用】
電力会社系の光回線 | |
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サービス例 | ・eo光【関西電力】 ・コミュファ光【中部電力】 ・メガエッグ【中国電力】 ・ピカラ光【四国電力】 ・BBIQ【九州電力】 |
使用回線 | 電力会社保有の光ファイバー網 |
通信速度 | 最大 1~10 Gbps |
提供エリア | 各電力会社の送電エリア |
特徴 | ・電力会社保有の光ファイバー網を使用 ・地域が限定的だからか、回線品質は高め ・料金的にも優れている ・全てauスマホ割が使える |
電力会社系列の光回線サービスには、「コミュファ光」「eo光」「メガエッグ」「ピカラ」「BBIQ」があります。
NTTの回線は使わずに、電力会社が用意した光回線を用いたサービスです。そのため、フレッツ光などのサービスが対象外でも電力会社の光回線は使えるという場合もあります。
それぞれで料金は違いますが、コストパフォーマンスが高いサービスも多いです。しかし、中部電力や関西電力などが運営するため提供エリアが限られており、東海地方や関西地方のみでしか使えないものがあります。
※北海道電力、北陸電力は光回線の提供がありません。
4.auひかり【電力会社+NTTダークファイバー】
auひかり | |
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サービス例 | auひかり |
使用回線 | ・関東エリアは東京電力の光ファイバー網 ・関東以外はNTTダークファイバー |
通信速度 | 最大 1~10 Gbps |
提供エリア | ・戸建ては関西・東海を除く全域 ・マンションは日本全国対応 |
特徴 | ・電力会社回線+NTTダークファイバーを使用 ・NTTダークファイバーはフレッツ光とは別の回線 ・auスマホ割が使える |
auひかりは、NTTと電力会社の両方の回線を使用するという珍しいサービスです。ソフトバンク・ドコモ光は「光コラボレーション」の方に含まれますが、auひかりは含まれないのも特徴です。
auの携帯電話を契約している場合、割引などもありお得なのですが、マンションでauひかりの回線を導入していない場合は利用することができません。
比較的新しいマンションには導入されていることが多いですが、築年数が20年以上のマン所では導入されていなく契約できない場合も多いです。
5.NURO光【NTTダークファイバー】
NURO光 | |
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サービス例 | NURO光 |
使用回線 | NTTのダークファイバー |
通信速度 | 最大 2~20 Gbps |
提供エリア | 関東/関西/東海/九州/北海道 |
特徴 | ・他社とは異なる通信方式を採用 ・通信速度が速い ・料金が安く、キャッシュバックも高額 ・提供エリアの狭さが難点、エリア内ならおすすめ |
nuro光は、国際標準規格であるGPONという技術を使用しています。GPONとは1芯の光ファイバーを複数人で利用する伝送技術で、速い通信速度を実現することが可能です。
NTTの光回線(ダークファイバー)を使用しており、現時点で最も速度が速い光回線サービスです。
光回線サービスの中でおすすめはどれ?厳選ランキングBEST3!
光回線のサービスは20種類以上あり、キャッシュバックやキャンペーンが混在しているため、一見するとどれがお得なのか非常に分かりづらくなっています。
そのため、ここでは光回線のサービスの中で、コスパが高くおすすめのものをランキングにしました。
「光回線を契約したいけど、多すぎてどれにすれば良いのか分からない・・・」という方の参考になれば嬉しいです。
1位:NURO光
2年間の実質費用 | 79,800円(キャッシュバック金額により前後する可能性あり) |
月額料金 | 5,200円 |
キャッシュバック | 45,000円 |
備考 | 通信速度が最速/ 下り最大2Gbps / 実質費用で最安 / 工事費無料あり / 関東・東海・関西で利用可能 |
評価 |
NURO光は、通信速度が下り最大2Gbpsと、光回線の中でも最速のサービスです。
また、キャッシュバックが45,000円ついてくるため、2年間の費用で考えると他のサービスと比較してもかなり安くなります。
対応エリアは関東1都6県、東海4県、関西1都4県、九州2県、中国2県、北海道となっており、エリアは徐々に拡大中です。
光回線の中で最もコストパフォーマンスが良いため、対応エリアである場合は非常におすすめできます。
- 関東(東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・群馬・栃木)
- 東海(愛知・静岡・岐阜・三重)
- 関西(大阪・京都・兵庫・滋賀・奈良)
- 中国(広島・岡山)
- 九州(福岡・佐賀)
- 北海道(札幌市周辺)
2位:auひかり
2年間の実質費用 | 58,620円(キャッシュバック金額により前後する可能性あり) |
月額料金 | 4,180円~ |
キャッシュバック | 最大52,000円 |
備考 | オプション加入なしでキャッシュバックあり / 実質工事費無料 |
評価 |
auひかりは、全国展開している光回線サービスです。
光回線の種類でいうところの「光コラボレーション」からは独立しているのが特徴で、NTTと電力会社の回線両方を使う珍しいサービスです。
注意点として、全国で展開があるといっても、マンションなどの集合住宅の場合はauひかりの回線が通っていないと契約することができません。
auのスマホを契約する際に、セットで契約するとお得になるプランもありますが、いざ契約しようとすると対象外物件ということもありますので注意しましょう。
- マンションタイプ:日本全域
- 戸建てタイプ:下記を除く全域
関西(滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、福井)
中部(岐阜、愛知、静岡、三重)
3位:eo光
2年間の実質費用 | 94,352円(キャッシュバック金額により前後する可能性あり) |
月額料金 | 5,448円(1年目:3,248円) |
キャッシュバック | 最大10,000円分の商品券プレゼント |
備考 | 無線ルーターレンタル105円 / 2年縛りあり / 光テレビオプションあり |
評価 |
eo光は、関西電力が提供する光回線サービスです。
関西地方のみでしか契約することができませんが、無線ルーターのレンタルキャンペーンを行っていたり、最大で40,000円の商品券キャッシュバックがあったりとお得なキャンペーンが多いです。
サポートが充実しており、リモートサポートや訪問サポートが無料のため、光回線の設置などに不安がある場合はおすすめです。
- 関西(大阪、京都、兵庫、奈良、滋賀、福井、和歌山)
【コラム】CATVは光回線に分類されるのか?
光回線の種類について調べていると、「CATV(ケーブルテレビ)」を光回線と扱っている場合と、そうでない場合があります。
確かに分類が難しい部分ではあるのですが、ここで明確にしておきますとCATVは純粋な光回線ではないです。
というのも、CATVは「光ファイバー」と「同軸ケーブル」という、2種類を組み合わせた通信回線を使用しています。
そのため、厳密にいうと光回線ではなく、光回線よりも速度が遅いです。
CATVはテレビとセットになっているので、BSが見れたりとお得感はあります。しかし、通信速度が遅いという大きなデメリットがあるため、速度重視の場合はおすすめできません。
快適なネット生活を楽しみたい場合、上記のランキングで紹介したような光回線を利用することをおすすめします。
光回線の種類についてまとめ
- 光回線にはNTT系列と電力会社系列の2種類がある
- 光回線の仕組みは5種類に分類される
- コストパフォーマンスが高いのはNURO光
- 各電力会社が提供する光回線サービスも安いものがある
- CATVは光回線ではなく、速度が遅いためおすすめできない
光回線の種類についてまとめると、上記のようになります。
NTT系列の回線と電力会社系列の回線で、それぞれ速度が異なることはありません。
むしろ、提供サービスによって回線速度は異なるので、コストパフォーマンスを見極める場合はサービスの速度と料金を比較すると分かりやすいでしょう。
光回線の種類については、サービス名なども多く混乱の元となりやすいため、この記事でまとめさせて頂きました。
光回線について知りたい方や、どの光回線を選べばいいのか分からない方の参考になれば嬉しいです。