近頃流行の「クラウドSIM」。どんなときもwifiやMugen WiFiに採用されていて「無制限wifi」に採用される技術として話題ですよね。
ですが、これまで容量制限があったモバイルwifiが突然無制限と言われても納得いかない人も多いのでは?「クラウドSIMって何?」「本当に大丈夫?」と疑問に感じますよね。
そこで今回の記事では、クラウドSIMとは何なのか?やクラウドSIMの仕組み・メリットデメリットなどについて解説していきます。
クラウドSIMについて疑問を感じているようでしたら、参考にしてください!あなたの疑問解決の助けになれば幸いです。
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そもそも、クラウドSIMとは?国内・海外どこでも使えるWiFi?
そもそもクラウドSIMとは、クラウドサーバー上に置かれた無数のSIMカードを使ってモバイル通信を行う技術のことです。
近頃流行の「どんなときもwifi」「Mugen WiFi」などの無制限wifiが採用している技術として話題となっています。
これまでのモバイルWiFiでは、端末1台につき1枚のSIMカードが必要でした。一方で、クラウドSIMを採用したWiFiでは端末1台にクラウド上の無数のSIMカードが割り当てられます。
SIMが格納されたクラウドサーバーは全世界に設置されているため、無数のSIMカードの中には日本国内の通信会社・海外の通信会社全てのSIMカードが含まれます。
そのため、クラウドSIMを利用した通信では「国内」「海外」を問わずどこでも通信可能なことが特徴的です。
クラウドSIMの仕組みやeSIMとの違いを詳しく解説!
ここでは、クラウドSIMの仕組みやクラウドSIMとeSIMとの違いについて詳しく解説していきます。
まずは、クラウドSIMの仕組みを解説して、その後にeSIMとの違いについても解説していきます。クラウドSIMの仕組みが気になるようでしたら参考にしてくださいね!
クラウドSIMの仕組みを解説!容量無制限で使える理由は?
それでは早速、クラウドSIMの仕組みについて解説していきます。
クラウドSIMを搭載しているルーターは、クラウドサーバー上にある無数のSIMカードの中からその時々に最適なSIM情報をダウンロードして通信します。
引用:GLOCAL NET公式HP
クラウドサーバーはこんな感じです。サーバーにたくさんSIMカードが挿されているのが分かりますね!
クラウドSIMを搭載しているルーターは、このSIMカードの中から最適なSIMカードを選んで端末本体にSIM情報をダウンロードして通信をしています。
従来のSIMカードですと、端末に対してSIMカードが1枚なので制限容量を使いきれば速度制限がかかりました。
ですが、クラウドSIMの場合はルーター1台に対してSIMカードは無数にあるため「容量制限」という概念がありません。そのため、容量無制限で通信できます。
クラウドSIMとeSIMの違いは?
比較項目 | クラウドSIM | eSIM |
---|---|---|
物理SIM | 無 | 無 |
回線数 | 複数回線 | 1回線 |
容量制限 | 無制限 | 制限有 |
クラウドSIMの仕組みについて解説できたところで、クラウドSIMとeSIMの違いについても解説していきますね!
まず結論から言うと、クラウドSIMとeSIMの違いは「複数のSIMを格納するクラウドサーバーの有無」です。
eSIMは、物理的なSIMカードを持たずスマートフォン内部のICチップにSIMカードの情報を書き込むタイプのSIMカードです。
物理的なSIMカードがないというだけで、基本的な考え方はこれまで使われてきたSIMカードと同じです。回線数は1回線ですし、容量制限もあります。
クラウドSIMは、ICチップにSIMカード情報を書き込む点ではeSIMと同じです。ですが、クラウド上の無数のSIMカードをいつでも自由に使えるという点で違います。
クラウドSIMは、クラウド上の無数のSIMカードをいつでも自由にそのときの条件に合わせて使えるeSIMのと考えると理解しやすいのではないでしょうか?
クラウドSIMの2つのデメリットを解説!
クラウドSIMの概要について説明できたところで、クラウドSIMのデメリットについても解説していきます。クラウドSIMには上記2つのデメリットがあります。
この後から、それぞれのデメリットについて詳しく解説していきます。クラウドSIMについてより詳しく知りたいようでしたら、是非参考にしてください!
①:自分で回線を選べない
クラウドSIM | WiMAX | ポケットwifi | |
---|---|---|---|
回線 | au softbank docomo MVNO 上記4種類のいずれか | WiMAX2+回線 | softbankなど |
クラウドSIMの1つ目のデメリットは、自分で接続する回線を選ぶことができない点です。
クラウドSIMは、WiMAX以外のほぼ全ての回線に接続可能ですが、自分で接続する回線を選ぶことができません。
そのため、場所や時間によっては低速のMVNO回線に繋がり速度が出なくて困る事があるんです…汗
せっかく繋がりやすくても、速度が遅ければお話しになりません。そのため、自分で好きな回線に接続できない点は、クラウドSIMのデメリットであると言えます。
②:海外利用料金は割高
どんなときもwifi | Mugen WiFi | Global WiFi | |
---|---|---|---|
容量/日 | 500MB | 500MB | 600MB |
料金/日 | 1,280円~ | 1,200円~ | 670円~ |
クラウドSIMの2つ目のデメリットは、海外利用料金が比較的割高な点です。上記表で、代表的なクラウドSIMのWiFiと海外向けレンタルWiFiの料金比較をしてみました。
クラウドSIMのWiFiは、海外向けのレンタルWiFiと比べると1日当たりの利用料金が500円前後高く設定されています。
いくら手間がかからずすぐに使えるからと言って、1日500円違うのは大きいですよね…汗
そこで、海外利用料金が割高に設定されている点はクラウドSIMを使ったWiFiの大きなデメリットであると言えます。
クラウドSIMの5つのメリットを解説!
クラウドSIMのデメリットについて解説できたところで、メリットについても解説していきます。クラウドSIMには、上記5つのメリットがあります。
この後から、それぞれのデメリットについて詳しく解説していきます。クラウドSIMについて詳しく知りたいようでしたら是非読んで見てください。
①:通信容量無制限
クラウドSIM | WiMAX | ポケットwifi | |
---|---|---|---|
容量制限 | 無制限 | 3日で10GB | 1日3GB |
クラウドSIMの1つ目のメリットは、通信容量無制限で使い放題な点です。
クラウドSIMを使ったWiFiは、国内利用なら容量無制限で使えます。一方で、WiMAXやポケットwifiには3日で10GBなどの容量制限があります。
最近では、高画質動画やゲームなど大容量コンテンツが増えてきています。そのため、速度制限を経験して困った事がある人も多いのでは?
そこで、容量無制限で使い放題な点はクラウドSIMの大きなメリットの1つであると言えます。
②:国内・海外どこでも使える!
クラウドSIM | WiMAX | ポケットwifi | |
---|---|---|---|
海外利用 | ○ | × | × |
クラウドSIMの2つ目のメリットは、国内・海外どこでも使える点です。
クラウドSIMは、特に手続をせずとも日本・海外のどちらでも通信可能です。一方で、現在主流のWiMAXやポケットwifiなどのモバイル回線は日本国内専用の回線です。
最近では渡航費用も安くなりましたし、1年に1度海外に行くという人も多いのでは?そこで、普段使っているWiFiがそのまま使えたら便利ですよね!
そう考えると、国内・海外のどこでも使える点はクラウドSIMのメリットの1つであると言えます。
③:国内利用料金が安い
クラウドSIM | WiMAX | ポケットwifi | |
---|---|---|---|
月額料金 | 3,280円 | 3,880円 | 3,696円 |
クラウドSIMの3つ目のメリットは、クラウドSIMを利用したWiFiの国内利用料金が非常に安く設定されている点です。
現在、クラウドSIM対応の無制限wifiで最安値はMugen WiFiの「月額3,280円」です。それに対して、WiMAXやポケットwifiの月額は3,000円台後半が一般的です。
容量無制限で使えるのに月額が3,280円は凄いですよね!容量無制限なので、光回線を引く必要もないと考えると、さらにお得感が高まります。
そこで、国内利用なら料金が非常に安い点はクラウドSIMを利用したWiFiの大きなメリットであると言えます。
④:めんどうな手続をせず海外で使える
クラウドSIMの4つ目のメリットは、めんどうな手続をせずに海外で使える点です。
クラウドSIMを利用したWiFiを海外で利用する場合、手続は不要で現地で電源をONにすれば自動的に課金・接続されます。
また、使わない日は電源を入れなければ利用料金もかかりません。
このよに、めんどうな手続をせずとも海外で利用できる点は、クラウドSIMの大きなメリットの1つであると言えます。
⑤:圏外になることがほとんどない
クラウドSIM | WiMAX | ポケットwifi | |
---|---|---|---|
回線 | au softbank docomo MVNO 上記4種類のいずれか | WiMAX2+回線 | softbankなど |
クラウドSIMの5つ目のメリットは、圏外になることがほとんどない点です。
クラウドSIMは、au・softbank・docomoの大手3大キャリアの電波を全て受信できます。そのため、日本全国どんな場所でもほとんど圏外になることはありません。
一方でWiMAXやポケットwifiは、1つのキャリアの電波しか受信できません。そのため、キャリアが対応していない地域では圏外になっていまいます。
圏外になってしまってはモバイルWiFiの意味がありません。そこで、日本全国どこでも繋がる点はクラウドSIMの大きなメリットであると言えます。
クラウドSIMで人気のポケットWiFi3社を比較して最も料金が安いおすすめの1社を解説!
比較項目 | Mugen WiFi | どんなときもwifi | 限界突破WiFi |
---|---|---|---|
月額料金 | U2s:3,293円 G4:3,880円 | 3,480円 | 3,850円 |
2年総額 | 79,032円~ | 87,000円 | 92,400円 |
海外利用料金 | 1,200円/日~ | 1,280円/日~ | 990円/日~ |
端末 | Glocal Me U2s Glocal Me G4 | Glocal Me D1 | jetfoil P6 |
縛り期間 | 2年 | 2年 | 2年 |
特徴 | 業界最安値 | サポート良い | 海外利用安い |
おすすめ度 |
クラウドSIMを利用したWiFi3社を比較した結果、「Mugen WiFi」が最もお得なことがわかりました。
今回比較した3者は、同じクラウドSIMサービスを使っているので通信面での差はありません。そのため、比較ポイントは「端末」と「料金」だけとなります。
料金で比較した場合、Mugen WiFiが最安値です。また、Mugen WiFiは「1ヶ月間の全額返金保証」を行っており不満を感じても1ヶ月以内なら解約できる安心感があります。
そのため、基本的にはMugen WiFiを契約するのがおすすめです。クラウドSIMを使った無制限wifiなら「Mugen WiFi」を契約しましょう!
クラウドSIMに関する5つのFAQ
ここまで記事を読んでいただいても解決しない悩みがある方に向けて、クラウドSIMに関する細かい疑問をFAQ形式で解説していきます。
上記表の5つの疑問についてFAQ形式で解説していくので、気になるようでしたら是非参考にしてください!
Q1.クラウドSIMはiPhoneなどのスマホでも使えるの?
A1. 使えません。
クラウドSIMは端末内部に搭載されるので、特許を持っている「ucloudlink」社が発行する端末でしか利用できません。
Q2.クラウドSIMのルーターをレンタルできるサービスはあるの?
A2.「みんなのwifi」でGlocal Me U2sをレンタルできます。
Q3.クラウドSIMで通話をすることはできるの?
A3.通話機能は付いていません。
Q4.クラウドSIM端末で最もおすすめのルーターは?
A4.汎用性の高いGlocal Me G4がおすすめです。
Q5.クラウドSIM技術って最新の技術なの?
A5.ucloudlink社が特許を持つ最新技術です。
クラウドSIMに関するまとめ
- クラウドSIMとは、クラウド上にある無数のSIMを使って通信する方式
- クラウドSIMを使ったwifiは無制限で通信できる
- クラウドSIMは「自分で回線を選べない」のがデメリット
- クラウドSIMは「容量無制限」なのがメリット
- クラウドSIMのWiFiで最もおすすめは「Mugen WiFi」
今回の記事では、クラウドSIMとは何なのか?やクラウドSIMのメリット・デメリットについて解説してきました。
クラウドSIMとは、クラウド上にある無数のSIMを端末内のeSIMにダウンロードして通信する通信方式のことです。
クラウドSIMは、端末1台に対して無数のSIMカードを使えるので通信容量に制限がありません。その反面、自分で接続する回線を選べないデメリットがあります。
場合によっては、低速MVNOに接続されて通信速度が遅くなることがあるのが大きな難点ですね。
クラウドSIMを使ったWiFiを比較した結果、最も安くておすすめなのは「Mugen WiFi」でした。クラウドSIMのWiFiを契約する予定なら、最安値でお得なMugen WiFiがおすすめです。