こんにちは、「なるほどwifi」編集部の前中です。
今回は「VPN接続」について、簡単に解説していきます!
最近はテレワークの推進もあって、仕事用途でVPNを利用している方も増えてきたのではないでしょうか。
この記事では、「VPN接続とは」「VPNの使用例」など、VPNに関する基本的な事を紹介しています。
良ければ参考にしてみてくださいね!
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VPN接続とは?セキュリティ対策として効果的!
VPN接続とは「Virtual Private Network」の略で、インターネットを利用して仮想的なネットワーク網を構築する事を言います。
…と言っても、あまりピンと来ないですよね…汗 順を追って説明してみたいと思います。
VPNの主な使用目的は「セキュリティ対策」です。
今までは専用線(専用のインターネット回線)を使って直接通信し、物理的に盗聴や改竄が出来ないようにされていました。
ただ、専用線には莫大なコストがかかります。拠点間の距離にもよりますが、月額数百万円もの費用が必要になります。
そこで、この問題を解決するために「VPN」が利用されるようになりました。VPNは専用線を使わずに、インターネット上で仮想的な専用ネットワーク網を構築します。
VPNの構築には「暗号化」「認証」などの技術が用いられ、通信内容が暗号化されます。専用線には及びませんが、オープンなインターネットと比べると強固なセキュリティを実現できます。
…以上がVPNの簡単な解説になります。ここまでは主に法人向けの説明ですね。
個人向けVPNサービスの場合、VPNサービスを提供している事業者がサーバーを用意しています。このサーバーを経由して、事業者が用意したIPアドレスを使ってコンテンツへアクセスする事ができます。
個人向けでもセキュリティ対策という役割は変わりません。が、他にもVPNサービス側が用意したIPアドレスを使ってネットへ接続できる、というのもメリットになりますね!
詳しい使用例は次の項目で紹介していきます!
VPN接続の利用シーンをメリットと共に5つ紹介!
主なVPN接続の利用シーンを紹介していきます!
1.無料のフリーWi-Fiに接続する時
外出先のカフェや駅などで使えるフリーWi-Fiに接続する際、セキュリティ対策としてVPNを経由する、という利用方法があります。
VPNを経由する事で通信を暗号化する事が出来ます。セキュリティ面に不安があるフリーWi-Fi利用時の対策として、VPN経由はお手軽で効果的です!
「ギガぞう」など、フリーWi-FiのVPN接続サービスもあります。
2.日本から閲覧できない海外コンテンツにアクセスする時
一部の海外サイトやゲームでは、日本からの接続を制限(規制)している事があります。オンラインストアでは、強制的に日本版のサイトへ飛ばす設定をしている事も多いですね。
このような制限は日本のIPアドレスを弾く仕組みとなっているため、VPNを経由して海外のIPアドレスを経由すればアクセス可能となります。
この用途の場合は、海外サーバーを選択できるVPNサービスを利用すればOKです!
また、日本のコンテンツでもアクセスが規制されてしまった場合、VPNを経由すれば規制を回避する事も出来ます。
※この用途だけなら、IPアドレスを偽装するプラグインがある「GoogleChrome」などを使う手もあります。
3.海外から日本のコンテンツへアクセスする時
日本から海外の一部コンテンツが閲覧できないのと同じで、海外から日本の(日本語の)コンテンツへアクセス制限がかけられている場合があります。
例えば、アメリカからNetflixにアクセスした場合、アメリカ版Netflixへ強制的に飛ばされてしまい、日本版Netflixは視聴できません。
こういったシーンで、各コンテンツの日本verを利用したい場合にVPNが活用できます!VPNの日本サーバーを経由すればOKです。
また、中国は規制が強く、VPNがないとろくにネットが使えなくなっちゃいます。TwitterやFacebookも見れません。
海外に在住している日本人の方は、VPNを使用している方も多いのではないでしょうか。
4.自宅から社内ネットワークへアクセスする時
出典:アルテリアネットワークス
某ウイルスの影響で在宅勤務する方が増え、「VPN」という言葉を目にした方も多いのではないでしょうか。
社内ネットワークはセキュリティの観点からオープンにはしていません。その社内ネットワークに自宅からアクセスする際に「VPN」が非常に便利です。
また、社内PCへリモートアクセスする際にも使えますね!
5.企業間の専用ネットワークとして専用線の代わりに使う
出典:アルテリアネットワークス
企業間の専用ネットワークとして「専用線」を導入している会社もあります。専用線はその名の通り「専用」のネットワークなので物理的に隔離されており、セキュリティ面では最も信頼できます。
が、専用線は非常に高額です。そのため、専用線の代用として「VPN」を利用している企業も多いです。
専用線とほぼ同等の機能を持ったVPNサービスは、専用線には及ばないものの高いセキュリティ対策を誇り、圧倒的に低コストで運用できます。
個人向けのVPN接続用アプリ・ソフトを紹介!
Express VPN スペック表 | |
---|---|
月額料金 | 1ヶ月契約:12.95$ 6ヶ月契約:9.99$ 12ヶ月契約:8.32$ ※30日間返金保証 |
支払方法 | ・クレジットカード ・PayPal ・ビットコイン ・その他(WebMoney) |
対応デバイス | Windows/Mac/Android/iPhone&iPAD/Linux 1ライセンスで5台まで |
ロケーション | 94ヵ国160ロケーション |
個人向けに提供されているVPNソフトはたくさんありますが、ここでは「Express VPN」を紹介してみます!
Express VPNは94ヵ国160地域にサーバーを設置している、人気のVPNサービスです!
利用者の評判を見てみると「通信速度が速い」という声が多いです。また、海外在住の方が日本版のコンテンツを閲覧するために使用しているケースが多いようですね。
デメリットは「料金が少し高い」「中国での利用は不安定」という2点です。中国で使用する場合は他のVPNサービスも検討してみてください。
VPN接続に関するQ&A3選
VPN接続に関するQ&A3選 | |
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Q1 | 通信速度は遅くなる? |
Q2 | VPNを使うデメリットはある? |
Q3 | VPN接続のやり方は? |
VPN接続に関する疑問点をまとめました。
気になる点があればチェックしてみてくださいね。
Q1.通信速度は遅くなる?
A.VPNを経由すると通信速度は遅くなってしまいます。
遅くなる要因は「VPNサーバーまでの距離」「暗号化処理にサーバー負荷がかかる」の2点が大きいです。
使用するVPNソフトによっては、VPN接続している事を感じさせないぐらい高速なサービスもあります。
Q2.VPNを使うデメリットはある?
A.「通信速度が遅くなる」「ソフトによっては通信が安定しない」というデメリットがあります。
また、中国や各動画サイトはVPN対策をしてくる事もあります。対策された場合、VPNソフトのアップデート待ちになるので、その間使えなくなる可能性もあります。
VPNソフトによってはデメリットもほぼ感じないでしょう。
Q3.VPN接続のやり方は?
A.VPNサービスを利用する場合、提供されているソフトやアプリを使う事で簡単に接続出来ます。
まとめ
・VPNの主な目的はセキュリティ対策
使用例
1.無料のフリーWi-Fiに接続する時
2.日本から閲覧できない海外コンテンツにアクセスする時
3.海外から日本のコンテンツへアクセスする時
4.自宅から社内ネットワークへアクセスする時
5.企業間の専用ネットワークとして専用線の代わりに使う
この記事では、VPN接続について解説しました。
難しい言葉ですが、「セキュリティ面を強固にできる」という事を覚えて貰えればと思います!
個人の場合、フリーWi-Fiのセキュリティ強化や別のIPアドレスを使いたい時、海外旅行時などで使います。
仕事シーンだと、自宅から社内ネットワークへアクセスする時、企業間の専用線代わりとして使うケースが多いです。
VPNについて参考になれば幸いです。最後までお読み頂きありがとうございます!