「Wi-Fiのタダ乗りって何なの?」や「Wi-Fiのタダ乗りって、どうやって防ぐの?」等はいまや当たり前のようにWi-Fiを利用している我々にとって深刻な問題です。
ここでは、Wi-Fiのタダ乗りについて、分かりやすく解説していきます!
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まず、Wi-Fiのタダ乗りとは何なのかを確認しよう!
Wi-Fiのタダ乗りとは、個人的に利用しているWi-Fiを悪意のある他人が無断で、そのWi-Fiネットワークに侵入することです。
【Wi-Fiのタダ乗りの目的】
- 単純にインターネットのみにアクセスして、通信料金を浮かす目的。
- 他人のWi-Fiに無断で侵入して、パソコンやスマホのデータを盗み見する目的。
- 他人のWi-Fiに無断で侵入して、個人情報やデータを盗む、もしくは改ざんする目的。
具体的に言いますと、御家庭で利用しているWi-Fiを他人が無断で使う行為が一般的な「タダ乗り」のケースです。
悪意のある者が他人のWi-Fiにタダ乗りする目的はおもに上の表記の3つが考えられます。
Wi-Fiの「タダ乗り」というだけあって、圧倒的に①の目的が多いそうですが、この行為は御自身が接続しているネットワークとの通信速度が遅くなることの原因になります。
②は悪意のある近隣住民が行う可能性がある行為で、ストーカー的な要因があり、犯罪に巻き込まれることに繋がりかねません。
③は一番悪意のある行為でネットバンキングの情報やその他のデータを盗んで、違法に資金移動させられたり、重要な情報漏洩に発展する可能性があり超危険です!
上記のように安易な考えのものから、強い悪意のものまで想定される被害を防ぐために、Wi-Fiのタダ乗りを理解し、防御策を考えて行きましょう。
【違法行為!悪用厳禁!】他人のWi-Fiへタダ乗りする方法を理解しよう!
- 暗号化されていないWi-Fiなら誰でもタダ乗りが可能!
- パスワード解読アプリが存在する!
- パソコンにもパスワード解析のフリーソフトがある!
まず、Wi-Fiのタダ乗りを防止するためには、他人のWi-Fiへタダ乗りする方法を理解する必要があります。
しかしアナタがこの行為を行ってしまうと「違法行為」になりかねませんので、「悪用厳禁」のお約束で他人のWi-Fiへタダ乗りする方法を解説していきます!
①:暗号化されていないWi-Fiなら誰でもタダ乗りが可能!
一般的にWi-Fiルーターから発信されるWi-Fi電波は暗号化されているのがほとんです。暗号化されているWi-Fiに接続するためには設定されているパスワードが必要です。
しかし、設置するWi-Fiルーターの機能や設置者のセキュリティ設定によっては、暗号化されていないWi-Fi電波が発信されているケースもあります。
暗号化されていないWi-Fiは接続時にパスワードを入力する必要がありませんので、誰でもアクセス可能となります。
このケースはパソコンやスマホの利用者ではなく、お子様がオンラインゲームでのみ利用しているWi-Fiによくあるケースですので、注意が必要です。
②:パスワード解読アプリが存在する!
御家庭のWi-Fiが暗号化されていても絶対に安心とは言えません。それはWi-Fiのパスワードを解読できるスマホのアプリが存在するからです。
ここでは「悪用厳禁」の観点から、具体的なアプリ名や設定方法は割愛しますが、実際にWi-Fiのパスワードを解読するスマホのアプリは存在します。
③:パソコンにもパスワード解析のフリーソフトがある!
前述はスマホのケースでしたが、パソコンでもWi-Fiのパスワードを解読するフリーソフトがあります。
ここでも「悪用厳禁」の観点から、具体的なソフト名や設定方法は割愛しますが、Wi-Fiのパスワードを解読するフリーソフトは確実に存在します。
ただし、これらのアプリやソフトでは暗号化されたWi-Fiのパスワードを解読する能力はかなり低く、一昔前のWEP等の「古いタイプの暗号」しか解読不可です。
ですが、より高度な技術を持っている人間なら最新の技術で暗号化されたパスワードも解読されてしまうので、さらなる防御策が必要となります。
そこで次は自分のWi-Fiがタダ乗りされているかどうかを、確認する方法を具体的に解説していきますね。
自分のWi-Fiがタダ乗りされているか確認する方法を解説します!
- スマホなら監視アプリがある!
- パソコンならWi-Fiルーターをチェック!
自分のWi-Fiがタダ乗りされているか、簡単に確認する方法をスマホ・パソコンの個別にお伝えしていきます。
ここでスマホ・パソコン共通ですが、自分のWi-Fiがタダ乗りされているかを確認する前に、Wi-Fiに接続しているデバイスの有無を確認する必要があります。
自宅で確認する時に御家族の方がWi-Fiに接続している場合や、ホームスピーカー等の常時Wi-Fiに接続している機器がないかを必ず確認してください。
①:スマホなら監視アプリがある!
自宅のWi-Fiのルーターに接続されているデバイスを簡単に確認する方法として、スマホアプリの「Fing」があります。
この「Fing」はアプリを起動すると、すぐに上の画像のように表示され、一目瞭然でWi-Fiに接続されているデバイスをリアルタイムで確認可能です。
上の画像の①と②は私の家族のデバイスで③は私のパソコンで、④は私のスマホです。赤枠はホームスピーカーですので、確認時にはタダ乗りされてはいませんでした。
Fing (フィング) – ネットワークツール
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②:パソコンならWi-Fiルーターをチェック!
自宅のWi-Fiがタダ乗りされているかパソコンで確認する方法は、Wi-Fiルーターの管理画面から簡単に確認できます。
上記の画像は私が使用しているWi-Fiルーターの管理画面です。
一般的な市販のルーターなら、ほぼ同様の管理画面ですので、赤枠のように接続しているデバイスのMACアドレスがすぐに確認できます。
パソコンからWi-Fiルーターの管理画面へはWi-Fiルーターのパスワード等が必要で事前に準備する必要があります。
また、パソコンからWi-Fiルーターの管理画面への接続方法は各メーカーごとに異なりますので、御自身のWi-Fiルーターのメーカーの公式サポートを確認してください。
Wi-Fiルーターの管理画面にアクセスすると、一定期間のアクセスログの記録も確認できるので、Wi-Fiがタダ乗りされている形跡の有無が確認可能ですのでお試しください。
それでは、次にこれらの確認方法でタダ乗りの現行犯に出くわした時の対処法をお伝えしていきますので、このままお付き合いください。
Wi-Fiのタダ乗りを発見した場合の対処法!
前述の「自分のWi-Fiがタダ乗りされているか確認する方法」で幸か不幸か、タダ乗りされている現行犯を確認した場合はまず、確認画面を保存しましょう。
パソコンなら「プリントスクリーン」スマホならスクリーショット(スクショ)で確認画面を保存しましょう。
そして次にルーターの電源をOFFにしてWi-Fiを中断させます。そうすることで、タダ乗り犯は「バレた!」と思い込み、それ以降はタダ乗りをやめることも考えられます。
先程の確認画面の保存は警察沙汰等になった場合に備えてのことですので、防御策としての即効性は薄いですが、もしもの事態に備えて確実に保存しておきましょう。
自分のWi-Fiがタダ乗りされた場合に想定できる3つの被害を解説します!
- 個人情報や重要なデータが盗まれる
- コンピュータウイルスに感染させられる恐れがある
- パソコン内のデータを破壊されたり、パソコンやスマホを遠隔操作される恐れがある
ここでは自分のWi-Fiがタダ乗りされた場合に想定できる3つの被害を解説していきます。
この3つは非常に重要なことで、一旦情報が盗まれますと多大な被害となる可能性が大きいので、必ずチェックして次のコーナーの防御策を事前に講じておくことが必要です!
①:個人情報や重要なデータが盗まれる
スマホやパソコンの中は個人情報の宝庫です。特にクレジットカード番号や銀行口座番などの情報が盗まれれば大変な事態になります。
安易に「自分のスマホやパソコンは大丈夫だろう」と根拠のない考え方をしている方は意外と多いので、必要最低限のセキュリティ対策は講じておく必要があります。
②:コンピュータウイルスに感染させられる恐れがある
Wi-Fiをタダ乗りする人の目的の中に「他人のパソコンにウイルスを感染させてやろう」という悪意に満ちた考えの人がいます。
このようなケースでパソコンに重大な支障をきたすケースは今までも、たくさん発生してきましたので、必要最低限のセキュリティ対策は講じておく必要があります。
③:パソコン内のデータを破壊されたり、パソコンやスマホを遠隔操作される恐れがある
前述の②のようにウイルスに感染させるだけでなく、パソコン内に保存されているデータを破壊・消去する行為や、遠隔操作で知らぬ間に犯罪に巻き込まれるケースもあります。
とにかく、スマホやパソコンでWi-Fi経由でインターネットに接続する際は「自宅のWi-Fiだから大丈夫」などの安易な考えは持たずに、必要最低限のセキュリティ対策が必須です。
それでは次にWi-Fiにタダ乗りされないための3つの防御策をお伝えしていきますので、しっかりと確認してくださいね!
自分のWi-Fiにタダ乗りされないための3つの防御法を解説します!
- パスワードの文字列を複雑に設定する
- WPA2-PSK(AES)が使えるWi-Fiルーターを設置する
- MACアドレスフィルタリングを設定する
ここで説明します3つの防御法は完璧とは言えないかもしれませんが、必ず設定しておくべき最低限の防御法です。
ですので、面倒がらずに確実にこの3つの防御法を設定しておくことを、強くおすすめしておきます!
①:パスワードの文字列を複雑に設定する
今でもパスワードを単純な文字列や誕生日、電話番号等に設定している方は非常に多いですが、この行為は非常に危険な行為です。
「複雑なパスワードは覚えられない」という声が聞こえてきますが、いまやパスワードは容易に想像できない複雑なものが求められます。
最近ではiOSやAndroid独自のパスワ―ド生成~保存までするシステムがありますので、それらを利用することもひとつの手です。
下記のページでWi-Fiのパスワードに関して詳しく解説していますので、ぜひ一度確認してみてください。
②:WPA2-PSK(AES)が使えるWi-Fiルーターを設置する
Wi-Fiの暗号化規格のひとつであるWPA2-PSKの中でも、AES方式は非常に強いセキュリティキーで管理されています。
WPA2-PSKのAES方式は今現在も高いレベルのセキュリティを保っていますので、この機能を搭載したWi-Fiルーターの利用を強くおすすめします。
下記のページでWi-Fiのセキュリティについて詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
③:MACアドレスフィルタリングを設定する
MACアドレスとは、Wi-Fiルーターと通信するパソコンやスマホ、タブレットやゲーム機などのそれぞれのデバイスに付与される識別番号のことを指します。
MACアドレスフィルタリングは、MACアドレスを持つデバイスを事前に登録して未登録のデバイスの接続を拒否する機能です。
ですので、未登録のデバイスからの接続を拒否することが可能となり非常に高いセキュリティ効果があると言えるので、設定することを強くおすすめします!
設定方法は御自身のWi-Fiルーターによって異なりますので、取扱説明書やメーカーの公式サポートをご確認ください。
下記のページでは、外出先で便利に利用できるフリーWi-Fiの安全性について、詳しく解説していますので一度ご覧ください。
ここまでのまとめ
- Wi-Fiのタダ乗りは悪意のある他人の行為で危険性が高い
- しかし、Wi-Fiのタダ乗りは意外と簡単な方法で可能
- Wi-Fiのタダ乗りへの最低限の防御策は必ず講じておく
Wi-Fiのタダ乗りは自己防衛することが最大の防御策となりますが、常時監視する訳にもいかないので、自身の通信環境上で出来得る対策をしっかりと講じておくが重要です。