この記事では海外向けの格安SIMモバイルルーターについて解説します。
SIMフリーモバイルルーターを徹底比較した上で、海外での利用におすすめの機種を厳選!
海外ローミングに対応している格安SIMに関してもランキング形式で紹介してきますね。
格安SIMとレンタルWi-Fiの比較も行っていきますので、海外でのネット環境をどうしようか悩んでいる人は参考にしてみて下さい!
また、もし海外で使えるモバイルWiFiの契約を検討しているようでしたら「Mugen WiFi」が最もおすすめです。
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海外でSIMフリーモバイルルーターを使うためには現地SIMを!
海外ローミング | 現地SIM | |
---|---|---|
料金 | 追加料金不要(月額900円程度~) | 500MB:1,000円程度~ |
機能 | 音声通話 | 音声通話・SMS送受信・データ通信 |
手間 | ★ | ★★★ |
海外ローミングに対応している格安SIMであれば、追加料金は不要。難しい設定もないので簡単に利用できますが、音声通話以外の機能は使えないのでご注意下さい。
そのため、各格安SIM会社が提供している海外ローミングは基本的にはスマホ向けのサービスだと言えます。
IIJmioなどは海外向けのオプションも用意していますが、500MBで3,850円とかなり高額。海外でSIMフリーモバイルルーターを使うためには、現地SIMを購入するのがおすすめです。
現地や通販でプリペイドSIMを購入して、手持ちのSIMフリーモバイルルーターに入れることで、海外でもネットに繋ぐことが出来るでしょう。
なお、SIMフリーモバイルルーターについては別の記事で詳しく書いているので、そちらも参考にしてみて下さい!
SIMフリーモバイルルーター・レンタルWi-Fiを徹底比較!
SIMフリーモバイルルーター | レンタルWi-Fi | |
---|---|---|
料金 | 500MB:1,000円程度~ | 1日636円~(グローバルWi-Fi) |
手間 | ★★★ | ★★ |
メリット | 料金が安い | 手続きが簡単(空港受取も可能) |
デメリット | 設定などが面倒 | 料金が高い |
海外でWi-Fiを使う方法として、SIMフリーモバイルルーターとレンタルWi-Fiがあります。
ここではSIMフリーモバイルルーター=現地SIMとして、それぞれのメリットやデメリットなどを一覧でまとめました。
どちらのサービスが良いのかは滞在期間などにもよって変わりますが、それぞれの詳しい解説も参考にしてみて下さい!
手間はかかるが料金が安い!SIMフリーモバイルルーター!
現地や通販でプリペイドSIMを購入してSIMフリーモバイルルーターを使う方法は、料金が安いのが大きなメリットです。
現地の空港などでプリペイドSIMを購入するのが一般的ですが、設定が面倒なのと、場合によっては現地の言葉での会話が求められるのがデメリット。
基本的には空港内でプリペイドSIMを購入できるはずですが、空港への到着時間によってはお店が閉店してしまっている場合も。
その場合は別のお店で現地SIMを購入する形になりますが、設定方法がわからない上に店員さんに英語が通じないという可能性もあります。
SIMフリーモバイルルーターを使うのは、ある程度SIMの取り扱いや現地に慣れている人向けの方法だと言えるでしょう。
空港受け取りも可能で手間いらず!レンタルWi-Fi!
現地SIMに比べると料金が高いものの、空港受取も可能で便利なレンタルWi-Fi。滞在日数が短い場合や現地の言葉に不安がある場合には特におすすめです。
空港によって窓口の場所は変わりますが、搭乗前に空港内受け取りカウンターで受け取って、帰国後に空港内返却カウンターに返すだけなので非常に便利。
直接自宅に郵送してもらうことも出来ますし、当日申し込みでもレンタル対応してくれるサービスもあります。
空港受取可能なレンタルWi-Fiについてはこちらの記事で詳しく解説しているので、参考にしてみて下さいね!
海外での利用におすすめ!SIMフリーモバイルルーターTOP5!
機種名 | 通信速度 | バッテリー駆動時間 | アマゾンでの販売価格 |
---|---|---|---|
Aterm MR04LN | 下り最大300Mbps | 約14時間 | 17,800円 |
ZMI Battery WiFi ZMI MF855 | 下り最大112.5Mbps | 約18.5時間 | 7,980円 |
NETGEAR AC785-100JPS | 下り最大150Mbps | 約10時間 | 9,780円 |
Aterm MP01LN | 下り最大150Mbps | 約10時間 | 9,982円 |
HUAWEI Mobile WiFi E5577 | 下り最大150Mbps | 約6時間 | 9,572円 |
海外での利用に適したモバイルルーターを徹底比較!特におすすめの5種についてそれぞれ紹介していきます。
1位:Aterm MR04LN
対応通信方式 | LTE/HSPA+/HSPA/WCDMA/GPRS/Bluetooth |
---|---|
無線LAN規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
通信速度 | 下り最大300Mbps |
対応SIMカード | microSIM |
SIMカードを入れられる枚数 | 2枚 |
バッテリー駆動時間 | 約14時間 |
対応LTEバンド | 1/3/8/11/18/19/21/17 |
本体サイズ | 63x11x115mm |
重量 | 105g |
最大同時接続台数 | 16台 |
発売日 | 2016年9月 |
アマゾンでの販売価格 | 17,800円 |
海外の利用だけでなく、国内の利用にも適しているAterm MR04LN。少し価格が高いと思うかも知れませんが、通信速度でも優れており、あらゆるスペックで群を抜いています。
バッテリーの持ちも良いので、充電が心配な海外滞在中でも安心!SIMカードを2枚入れることが出来るのも便利ですよね。
どのモバイルルーターを買おうか迷っている人は、Aterm MR04LNを選んでおけば間違いないと思います!
2位:ZMI Battery WiFi ZMI MF855
対応通信方式 | AXGP/LTE/3G/GSM |
---|---|
無線LAN規格 | IEEE802.11b/g/n |
通信速度 | 下り最大112.5Mbps |
対応SIMカード | microSIM |
SIMカードを入れられる枚数 | 1枚 |
バッテリー駆動時間 | 約18.5時間 |
対応LTEバンド | 1/3/41 |
本体サイズ | 75×102.2×22.3mm |
重量 | 235g |
最大同時接続台数 | 8台 |
発売日 | 2015年9月29日 |
アマゾンでの販売価格 | 7,980円 |
モバイルルーターとしての役割はもちろん、モバイルバッテリーとしての活躍も期待できるZMI Battery WiFi ZMI MF855。
自分のスマホの充電が切れそうになったとき、一緒に旅行している友達のスマホが充電切れになってしまった時。海外で役立つ場面は多いことでしょう。
通信速度や最大同時接続台数などは他機種に劣るので、モバイルルーターとしてのスペックを重視する人には不向きかも知れません。
3位:NETGEAR AC785-100JPS
対応通信方式 | FDD-LTE/HSPA+ |
---|---|
無線LAN規格 | IEEE802.11a/b/g/n |
通信速度 | 下り最大150Mbps |
対応SIMカード | microSIM |
SIMカードを入れられる枚数 | 1枚 |
バッテリー駆動時間 | 約10時間 |
対応LTEバンド | 1/3/5/6/9/19/20 |
本体サイズ | 68.9×14.6×109.9mm |
重量 | 127g |
最大同時接続台数 | 15台 |
発売日 | 2015年06月20日 |
アマゾンでの販売価格 | 9,780円 |
世界93カ国への対応が魅力のNETGEAR AC785-100JPS。通信速度やバッテリー駆動時間も必要十分だと言える、高機能のモバイルルーターです。
NTTドコモのネットワークにしか対応していないので、国内で利用する場合には注意した方が良いかも知れません。
アマゾンでの販売価格は定価の半額程度となっており、お得感が大きいのも魅力ですよね。
4位:Aterm MP01LN
対応通信方式 | LTE |
---|---|
無線LAN規格 | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
通信速度 | 下り最大150Mbps |
対応SIMカード | microSIM |
SIMカードを入れられる枚数 | 1枚 |
バッテリー駆動時間 | 約10時間 |
対応LTEバンド | 1/19/26 |
本体サイズ | 91×50×12mm |
重量 | 71g |
最大同時接続台数 | 10台 |
発売日 | 2018年3月1日 |
アマゾンでの販売価格 | 9,982円 |
NECの最新機種であるAterm MP01LN。非常にコンパクトな上に本体重量も軽く、荷物にならないのが大きなメリットです。
必要十分な機能を備えている上に価格も安くなっているので、コスパを重視する人には非常におすすめ。
ただし、対応している国には制限があるので、購入前にしっかり確認するようにしましょう!
5位:HUAWEI Mobile WiFi E5577
対応通信方式 | LTE/UMTS/GSM |
---|---|
無線LAN規格 | IEEE802.11b/g/n |
通信速度 | 下り最大150Mbps |
対応SIMカード | 通常SIM |
SIMカードを入れられる枚数 | 1枚 |
バッテリー駆動時間 | 約6時間 |
対応LTEバンド | 1/3/5/7/8/19/20 |
本体サイズ | 93.5×57.1×14.4mm |
重量 | 82g |
最大同時接続台数 | 10台 |
発売日 | 2014年11月 |
アマゾンでの販売価格 | 9,572円 |
価格の安さが魅力のHUAWEI Mobile WiFi E5577。バッテリーの駆動時間は他機種よりも短いので、その点には注意が必要です。
また、対応しているSIMは通常SIMとなっており、海外で通常SIMが購入できるかどうかは何とも言えないところ。
海外で利用する場合は特に、microSIMを通常SIMに変換できる機器を忘れないようにしましょう。
海外向けの格安SIMモバイルルーターについてまとめ
- 格安SIMの海外ローミングはモバイルルーターには不向き
- 現地SIMは価格が安いが設定が面倒
- レンタルWi-Fiは手軽に利用できるが価格が少し割高
- 長期滞在なら現地SIM、短期ならレンタルWi-Fiを選ぶのがおすすめ
- 海外での利用におすすめのモバイルルーターはAterm MR04LN
以上のような内容をお届けしました。海外に出かける際には、ネット環境の確保は非常に大切。
この記事を参考に、旅行先や出張先でも快適にネットを利用しましょう!
また、次の関連記事でモバイルルーターを比較して特におすすめのものをランキング形式で紹介しています。よかったら参考にしてみてください!