こんにちは!「なるほどwifi」編集部のトモゾーです。
通信制限もなくて速度も安定して速いドコモを長年使ってきた人も多いのでは?
でも「そろそろ節約のために料金が安い格安スマホに乗り換えてみたいな」と検討している人もいると思います。
ドコモを含め、大手キャリアの月額料金の平均相場は8,000円~9,000円と言われていますが、格安スマホ(SIM)に乗り換えることで月々の使用料金を半額以下に抑えることが可能なので、年間計算すると節約できる金額もバカになりません。
「格安スマホ(SIM)に乗り換えたいけど、いろいろ手続きするのは面倒だよね…」
そんな不安もこの記事を読めば大丈夫!ドコモから格安スマホ(SIM)に乗り換える手順は、意外とスムーズに進めることができるので簡単なんです。
ですがここで1つ気を付けたいことが!それは乗り換え前にいくつか注意点があること。
そこで今回は、ドコモから格安スマホ(SIM)への乗り換えを検討しているあなたの為に、
- ドコモから格安スマホ(SIM)への乗り換え時の注意点
- 格安スマホ(SIM)への乗り換え前に準備しておくもの
- 格安スマホ(SIM)への乗り換え手順とドコモ解約の手続きの方法
について詳しく解説していきますよ!
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ドコモから格安スマホ(SIM)に乗り換える前に知っておきたい7つの注意点!
- 基本的に無料通話分は無くなる
- データ通信の速度が遅くなる
- キャリアメールは使えない
- ドコモ独自サービスが使えない
- MNP手数料や解約金の費用
- 分割支払い中のスマホ代金
- 支払い方法の制約について
ドコモから格安スマホ(SIM)に乗り換える前に、後になって後悔しないようにいくつかの注意点について知っておくようにしておきましょう。
というのも、ドコモでも格安スマホ(SIM)となるMVNOでも同じようにスマートフォンを利用するには違いありませんが、今までドコモでは当たり前のように出来ていたことが、格安スマホ(SIM)になるとできなくなることが多々あります。
上記ですでにまとめていますが、ここではより詳しく1つずつ確認していきましょう。
①基本料金の内訳に無料通話分は含まれない
ドコモを含めた大手3キャリアでは、基本使用料金に『1回5分以内かけ放題』『24時間かけ放題』など、無料通話分が含まれているプランが用意されていて、一般的にこの料金プランを選ばれていると思います。
ですが、多くのMVNOでは基本使用料金に無料通話分は含まれておらず、通話を利用すればするほど料金が加算される『従量課金』となっていますので注意して下さい。
ただ現在では、別途オプションとなる『かけ放題』は用意されていますので、ご自身の通話時間と相談しながらオプションを付けるかどうか検討しましょう。
2019年6月以降はドコモの料金体制が刷新され、格安スマホ(SIM)の料金プランのように『基本使用料金+通話料金(家族間通話は引き続き無料)』となりました。通話料は『音声オプション』という形で別途700円~となるかけ放題プランが用意されるようになっています。
②データ通信速度がドコモよりも遅くなる傾向がある
ドコモから格安スマホ(SIM)に乗り換えると、顕著に影響を感じやすいのがインターネット利用時の『データ通信速度の低下』です。特に今までドコモの通信速度の快適さに慣れてしまっていると、格安スマホ(SIM)の通信速度の遅さには戸惑ってしまいます。
なぜデータ通信の速度が遅くなるのか?
その理由は、格安スマホ(SIM)業者はドコモを含めた大手キャリアから回線を借りているからなんです。
MVNOキャリアによって各大手キャリアから借りている回線の量が異なるので、通信速度の速い遅いにバラつきが出ますが、MVNOが借りている量は全体の一部となるため、一般的に回線速度が出にくい傾向にあります。
これが「MVNOは通信速度が遅い」と言われているゆえんとなっているんですね。
③ドコモキャリアメールは使えなくなる
ドコモを利用していると、『キャリアメール』と呼ばれる末尾が@docomo.ne.jpになるメールアドレスが使用できるので、このドコモ独自のメールアドレスを使って、メルマガ登録や各種会員登録を行っている人も多いと思います。
ところが、格安スマホ(SIM)に乗り換えると当然ながらこのドコモキャリアメールは使用できなくなります。
乗り換え先のMVNOキャリアで用意されているメールアドレスを取得するか、または今後のことも視野に入れてフリーメールアドレスの『Gmail』を取得し、それをメインに据え置く方法もおすすめです。
他にも、フリーメールには『Yahoo!メール』などがあります。
④ドコモ独自サービスが使えなくなる
ドコモを利用していると、メール以外にもdショッピングやd払い、dポイントなど様々な独自のサービスが提供されていますが、実を言うとdアカウントさえあれば他社キャリアに乗り換えても、ドコモの独自サービスはほとんどそのまま継続して利用できますので、特に困ることはありません。
強いて挙げるとするとすれば、映像コンテンツが月額料金で見放題となるDAZN(ダゾーン)はドコモユーザーでなくなってしまうと月額料金が770円高くなることと、ドコモクラウドが使えなくなるのでデータをダウンロードして別にバックアップすることが必要になる点ですね。
あとは細かい点にはなりますが、毎年dポイントをもらえたりdフォトが一定期間無料になる『ドコモ子育て応援プログラム』も、ドコモユーザーの対象プランを契約している方が対象なので、格安スマホ(SIM)乗り換え後は当然使えなくなりますので、現在利用中の方は注意しましょう。
⑤MNP手数料、タイミングによっては解約金などの費用もかかる
格安スマホ(SIM)に乗り換えると言っても、出来ることなら今使っている電話番号はそのまま継続して利用したいですよね。
そんな時は、スマホの電話番号をそのままで他社に乗り換える制度の『MNP(携帯電話番号ポータビリティ)』を利用することになるのですが、このMNPをする為には転出元であるドコモにMNP転出手数料として3,000円を支払う必要があります。
また、「ドコモから格安スマホ(SIM)に乗り換えたい!」と思っても、2年の縛り期間ありでプランを契約していると、契約更新期間となる3ヶ月間に該当しないタイミングであれば、違約金として9,500円の契約解除料がかかります。
乗り換えにあたって、MNP手数料や解約料金などのコストがかかることを覚えておきましょう。
⑥分割払いしているスマホ端末代金(残債)
ドコモから格安スマホ(SIM)に乗り換える場合、「現在も毎月スマホの本体代金を払っているんだけど、これってどうするの?」って思いますよね。
スマートフォン端末の価格ってとても高いですが、ドコモでは最大24ヶ月もの間「月々サポート」で端末代金が割引されているので、月々の支払いも安くすませることが出来ていると思います。
もし現在もスマートフォン端末代金を分割で支払っている最中なのであれば、解約後もそのまま分割代金を継続して支払い続ける、または一括にて支払うなどで完済しなければいけません。
ここで注意したいのですが、解約後のスマートフォン端末の残債に対しては「月々サポート」は適用されません。割引前の代金を支払う必要がありますので、スマホの残債がいくらになるのか事前に確認しておくことをおすすめします。
⑦格安スマホ(SIM)によって支払い方法に制約がある
ドコモでは利用料金の支払い方法として主に、
- クレジットカード払い
- 口座振替
- 振込用紙での現金支払い
がありますよね。
ところが格安スマホ(SIM)の支払い方法には制約があり、クレジットカードなしで口座振替可能な格安スマホや、デビットカード払い可能な格安スマホがあるものの、基本的には『クレジットカード支払い』のみとなっています。
今まで口座振替や振込用紙で支払っていたという人や、親に支払ってもらっていたという人は、自分名義のクレジットカードを改めて用意する必要があるので注意して下さい。
ドコモから格安スマホ(SIM)への乗り換え手順を5ステップで徹底解説!
- どのMVNOに乗り換えるか決める
- 事前に乗り換えに必要なものを準備する
- MNP予約番号を取得する
- MVNOでMNP転入手続き・申し込みをする
- 届いた格安SIMで利用開始(開通)手続きを行う
「ドコモから格安スマホ(SIM)に乗り換える前に注意しなければいけないことは分かったけど、乗り換える手順ってどうするの?」という人のために、ここでは乗り換え方法についてお伝えしていきたいと思います。
乗り換える手順はたったの5ステップで完了するので、特に難しいこともなく意外と簡単なんです!
それでは、実際に『ドコモから格安SIMへMNP(乗り換え)する方法』について説明します。
ステップ①乗り換え先となるMVNOを決める
まずはじめに、ドコモからどこの『格安スマホ(SIM)』に乗り換えるのかを決めましょう』。
ここ数年でMVNO業者がたくさん増えたので迷いがちですが、あなたのスマホ利用状況や目的別に合わせて探すことで、選択肢を絞ることができます。
ただ、「候補となるMVNOが多すぎてどれを選べばいいか分からない!」という人も多いと思いますので、こちらの格安スマホのおすすめランキングの記事を参考にあなたに合った格安スマホ(SIM)を探してみましょう。
ステップ②乗り換え時に必要なものを事前に「準備」しておく
次に、格安スマホ(SIM)への乗り換えに際して『必要なものを事前に準備』しておきます。
準備しておきたいものとしては、『スマートフォン』と『クレジットカード』と『本人確認書類』の3つがあります。
スマートフォン端末
格安スマホ(SIM)に乗り換え後に使用するスマートフォン端末を用意しましょう。
- 現在ドコモで使っているスマートフォンをそのまま継続して使い続ける
- 乗り換え先のMVNOで新しくスマートフォン端末を購入する
- 通販などでSIMフリーのスマートフォン端末を購入する
などいくつかの方法があります。
大手キャリアで販売されているスマートフォンは、そのキャリアの回線で使用できるようにSIMロックがかけられているので、ドコモで購入したスマホはドコモ回線を利用するMVNOでしか使えません。
その為、もし今のスマホをau回線やSoftBank回線を利用したMVNOでも使い続けたいのであれば、事前にSIMロックの解除が必須となりますので注意しましょう。
自分名義のクレジットカード
先ほどの「格安スマホ(SIM)に乗り換える前に知っておきたい注意点」でもお伝えしましたが、基本的に格安スマホ(SIM)の支払い方法は契約者本人の名義のクレジットカード決済となります。
そのため、現時点でクレジットカードを持っていない場合は、クレジットカードを作って用意して下さい。
銀行系のクレジットカードは、発行までに最短でも2週間ほど要しますので、なるべく早めに申し込みを行いましょう。
本人確認書類
MVNOの申し込み時には、本人確認のための『本人確認書類』が必要です。
主に『運転免許証』や『パスポート』などから1点、もしくは『健康保険証+住民票や公共料金領収書』などの2点が一般的ですが、乗り換え先の格安スマホ(SIM)で必要となる書類については、各ホームページを確認してみましょう。
ステップ③MNP予約番号を取得する
続いて、『MNP予約番号の取得』をします。
※新規での契約であればこのステップの手順は必要ありませんので飛ばしましょう。ステップ④へ→
今ドコモで契約している電話番号をそのまま格安スマホ(SIM)でも使い続けたい場合は、『MNP予約番号』を転出元となるドコモにて取得しておきましょう。
このMNP予約番号をもらうことで、乗り換え先のMVNOでも現在の電話番号で契約することが可能になりますが、予約番号の有効期限は取得から15日以内と結構短めなので、MVNO申し込みの直前に取得することをおすすめします。
ドコモでは、下記4つのMNP予約番号発行方法がありますので、お好きな方法で取得して下さい。
■電話でのMNPの予約
⇒ ドコモ端末から:151 (無料)
⇒ その他電話機から:0120-800-000 (無料)
■パソコン/スマホからMNPの予約をする
⇒ My docomo TOP > 「その他のお手続きはこちらから」 > 「携帯番号ポータビリティ予約(MNP)」
■店頭(ドコモショップ)でMNPの予約をする
⇒ 近隣のドコモショップ
どの方法にも予約番号の発行が可能となる受付時間があり、電話からの発行手続きの場合は「午前9時~午後8時」、パソコンやスマホからの発行手続きは「午前9時〜午後9時30分」、店頭の場合はお店の営業時間内となりますので注意が必要です。
ちなみに、電話の場合は口頭で番号を伝えられるのでメモの用意をしておきましょう。
ステップ④乗り換えたいMVNOでMNP転入手続き・申し込みをする
ここまで準備が整えば、次は『MVNOで申し込み手続き』をします。
乗り換えるMVNOのサイトにアクセスし、契約したい料金プランを選んで(端末セット購入する場合は端末を選んで)申し込みを完了させます。
MNPをする場合は、この時にMNP予約番号を入力して下さい。
一部のMVNOキャリアでは、店舗を設けていることもありますので、インターネットからの申し込みが不安な場合は、直接店頭で申し込みしても良いでしょう。
ステップ⑤届いた格安SIMで利用開始(開通)手続きを行う
申し込みが完了したら最後のステップ、配送で届いた、もしくは店頭で受け取った『SIMカードの開通手続き』を行います。
利用を開始するために開通手続きを行いますが、特に難しいことはなくドコモのSIMを挿した状態で『開通専用の電話番号』に電話をし、ガイダンスに沿って手続きを進めていくと数分で完了します。
完了次第、継続して使用する手持ちのスマートフォンや、新しいスマートフォンの電源が切れた状態で、新しい格安SIMカードを挿し込みます。
また、初期設定となるAPN設定を同封されているマニュアル通りにすすめていけば、通話やインターネットが使えるようになります。
ドコモから格安スマホ(SIM)へ乗り換えた際のメリット・デメリットをチェック!
ここまで『ドコモから格安スマホ(SIM)への乗り換え手順』をお伝えしましたが、
「”ずっとドコモ特典”もあったし何だかもったいない気がする…」
「docomo withにしてから結構料金を節約できてたし…」
「格安スマホって確かに安そうだけど、何だか不便になるイメージが強い…」
などなど、それでもまだ格安スマホ(SIM)にするか迷っちゃいますし、料金が安くなる以上にデメリットがないのか不安になりますよね。
結論から言うと、ドコモに比べると格安スマホ(SIM)はデメリットが多いです。
ですが、もしデメリットの内容があなたの許容範囲内なのであれば、MVNOに乗り換えることで大幅に料金を節約することができるようになりますので、ここで実際に格安スマホ(SIM)のメリット・デメリットについて確認してみましょう。
格安スマホ(SIM)の主なデメリット5つ
- 通話料金が高くつきやすい
- データ通信速度が遅くなりやすい
- キャリアメールが使えない
- 高性能のスマートフォン端末が安い価格で手に入らない
- サポートがあまり手厚くない
格安スマホ(SIM)のデメリットは、主に上記の5つが挙げられます。
①通話料金が高くつきやすい
ドコモ | MVMO | |
---|---|---|
かけ放題プラン | 無料 ※月額基本料金に含まれる | 500円~900円 |
平均通話料金 | 無料 ※月額基本料金に含まれる | 20円/30秒 |
格安スマホ(SIM)は、基本的に月額料金に無料分の通話料金が含まれていません。
さらに、格安スマホ(SIM)の通話はかけ放題と言ってもIP電話やプレフィレックス方式での通話となるため、音質の低下や通話先に制限があるなど不便な点も多いです。
通話料金に関しては、ドコモを含む大手キャリアと同じ30秒あたり20円の設定が多いですが、通話をすればした分だけ請求される従量課金になりますので、通話をするのであればオプションのかけ放題を付けることをおすすめします。
②データ通信速度が遅くなりやすい
ドコモ | MVNO |
---|---|
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冒頭の注意点でもお伝えしましたが、格安スマホ(SIM)はデータ通信速度がドコモで利用している時よりも遅くなります。
特に、お昼の時間帯は通信速度の低下が顕著です。
インターネットを少しでも快適に利用したいのであれば、なるべく通信速度が速いMVNOを選ぶようにしましょう。
③キャリアメールが使えない
ドコモ | MVNO |
---|---|
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格安スマホ(SIM)ではキャリアメールは利用出来ませんが、キャリアメールが重宝される理由としては、その信用性の高さによってキャリアメールで利用できるサービスがあるからです。
例えば、銀行口座開設やネット銀行の取引、保険の登録など。
MVNOでも独自のメールアドレスを所有することができるキャリアが一部ありますが、これらはフリーメールアドレスと同様にWebメール扱いとなるため、携帯電話のアドレスとしての特性は持ち合わせられませんので注意しましょう。
GmailやYahoo!メールなどのフリーメールアドレスで十分な場合は、特に気にならないデメリットとも言えますね。
④高性能のスマートフォン端末が安い価格で手に入らない
ドコモ | MVNO |
---|---|
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ドコモでは、1台につき5万円~10万円以上する高性能なスマートフォンを、毎月の分割支払い額から割引してもらえるサービス「月々サポート」によって安い価格で購入することが出来ましたが、格安スマホ(SIM)では基本的に『定価』での購入となります。
その為、スマートフォンを取り扱っているMVNOでは、低価格に抑えられたそこそこの性能の安価なスマートフォンしか販売されていないことが多いです。
⑤サポートがあまり手厚くない
ドコモ | MVNO |
---|---|
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MVNOが提供するサポートは、会社によってバラつきはあるものの、ドコモなど大手キャリアと比較するとあまり手厚くないと言えます。
格安料金でスマホサービスを提供していることもあり、ほとんどのMVNOは実店舗を構えていません。
そのため、何か分からないことがあっても店員スタッフに直接聞くことが出来ず、公式ホームページからの問い合わせやチャット機能でのやりとりで問題を解決していかなければならないので、自己解決できる程度のスマートフォンの知識を身に付けることが必須となりそうです。
格安スマホ(SIM)の主なメリット3つ!
- 月々のスマホ代が安くできるため家計に優しい
- 契約期間の縛りが短いorない
- 取扱いの格安スマホの価格帯が安い
格安スマホ(SIM)のメリットは、主に上記の3つが挙げられます。
①月々のスマホ代が安くできるため家計に優しい
ドコモ | MVMO | |
---|---|---|
平均利用料金 | 8,000円~9,000円 | 2,000円~3,000円 |
やはり、格安スマホ(SIM)の最大のメリットは『スマホ代を安くできる』ことです!
大手キャリアでは月額料金の相場が8,000円~9,000円と言われる中、格安スマホ(SIM)なら2,000円台に抑えられるケースがほとんどです。
例えば、4人家族(夫52歳・妻50歳・娘19歳・息子17歳)でスマホを各1台ずつ持たせている場合、ドコモでは家族割などのサービスがあるため1人当たりの金額は安くなるもののトータル月々20,000円ほどの支払いになりますが、格安スマホ(SIM)なら月々およそ8,000円~10,000円ほどの料金で収まります。
1年間なら12万円~14万4千円ほど家計の負担を軽減してくれる計算となるため、大きく節約できる点が魅力ですね。
②契約期間の縛りが短いorない
ドコモ | MVNO |
---|---|
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大手キャリアでは2年縛りで契約自動更新のため、2年に1度しかノーリスクで解約できるチャンスは訪れません。
一方で格安スマホ(SIM)では、通話SIMでも数ヶ月から1年、データSIMでは契約期間の縛りがない場合がほとんど。
使用してみて「ちょっと使いづらいから違うMVNOにしたい」と思ったら、比較的容易に他社への乗り換えが可能なので、契約へのハードルが低めになっています。
③取扱いの格安スマホの価格帯が安い
ドコモ | MVNO | |
---|---|---|
端末価格 | 50,000円~110,000円 ※docomo with対象機種は30,000円~50,000円 | 10,000円~30,000円 ※旧型iPhone・海外Android・一部国内大手メーカーの端末など |
格安スマホ(SIM)会社には、スマートフォンやタブレット・Wi-Fiルーターなどの端末を取り扱っているMVNOがあり、ドコモやau・SoftBankなどの大手キャリアで取り扱いのものよりも安い価格帯の端末が揃えられています。
最近では、スマホセット購入が可能なMVNOの多くで前代のiPhone6やiPhone7、iPhoneSEなどが販売されるようになっていて、最新版ではないため手を出しやすい価格で購入できるのも特徴です。
ですが格安価格の端末のため、性能に関しては大手キャリアで取り扱いの端末に比べると劣ります。
「スマホの機能は二の次」という人に魅力的なメリットと言えるでしょう。
上記をふまえてドコモから格安スマホ(SIM)へ乗り換えるのをおすすめする人・しない人!
やはり、スマホの使い方は人それぞれ異なりますので、全ての人にとって格安スマホ(SIM)がおすすめとなるわけではありません。
そこで、格安スマホ(SIM)の3つのメリットと5つのデメリットを踏まえた上で、MVNOへの乗り換えがおすすめな人とおすすめではない人がひと目で分かるように、ここで改めてまとめてみたいと思います。
下記リストのうち、あなたはどちらに多く該当するのか今すぐチェックしてみましょう!
格安スマホをおすすめできない人
- 電話番号での通話を多く利用する
- インターネットの利用はストレスのない通信速度で行いたい
- キャリアのメールを使いたい
- 手厚いサポートを受けたい
- 最新のスマートフォンを安く購入したい
上記5つに当てはまる人については、格安スマホ(SIM)をあまりおすすめできません。
格安スマホ(SIM)にもかけ放題プランが用意されているものの、IP電話やプレフィックス通話となることが多く、『固定電話へは非通知』・『緊急電話(110番/119番)やフリーダイヤルは使用不可』など通話に関してのデメリットは多いですし、インターネットの利用についても特にお昼時間の通信速度の低下はストレスに感じる人が多いです。
ドコモ・au・SoftBankと同じような使用環境を求めている人にとっては、いくら月々のスマホ代が安くなると言っても多大なストレスを感じるリスクの方が大きいことが予想されますし、現段階では格安スマホ(SIM)がおすすめとは言えそうにありません。
格安スマホがおすすめな人
- とにかく料金を安くして節約したい人
- お昼の時間帯の通信速度の低下を我慢できる人
- スマ―トフォンの性能にはあまりこだわらない人
上記3つに当てはまる人については、ドコモから格安スマホ(SIM)への乗り換えがおすすめです!
まずは格安スマホ(SIM)が抱えるデメリットなど、多少不便であっても『料金の安さ』を優先できるのであれば、格安スマホ(SIM)はとっても最適なサービスです。
スマートフォンをセット購入する場合は、高性能のAndroidや最新型のiPhoneなどを安く手に入れることは出来ませんが、スマホの性能にあまりこだわりがない人にとっては特にデメリットと感じることが少ないかもしれません。
また、格安スマホ(SIM)の最大のネックとなるデータ通信速度の遅さに関しては、
- 午前7~9時の通勤・通学の時間帯
- 午前12時~午後2時のお昼休みの時間帯
- 午後5~7時の帰宅する時間帯
- 午後9時~11時の自宅で利用する時間帯
上記時間帯で影響がでやすいですが、その中でも最も速度低下が著しいのが『午前12時~午後2時』のお昼の時間帯です。
ただ、会社勤務の方はオフィスでWi-Fiが繋がっていることも多いですし、コンビニやランチのお店でもWi-Fiサービスがある店舗が増えてきていますので、それで十分という人にとってはあまりデメリットと感じずにすむでしょう。
また、中にはデータ通信速度が比較的速い格安スマホ(SIM)も存在しますので、そういったMVNOを選ぶことでストレスを緩和することも可能ですよ。
ドコモから格安スマホ(SIM)へ乗り換える際によくあるQ&A5つ!
最後に、ドコモから格安スマホ(SIM)への乗り換えを検討している人が感じている疑問点をまとめ、それぞれの質問に対して回答していきたいと思います。
【Q1】ドコモから格安SIMに乗り換える時にかかる費用はいくら?機種代の残債はどうなる?
乗り換え時にかかる主な費用は下記のとおりです。
<ドコモ側>
- MNP転出手数料【3,000円】
- 契約解除料【9,500円】
- SIMロック解除手数料【3,000円】
<格安SIM側>
- 事務契約手数料【3,000円~3,400円】
上記すべてのコストを計算すると、全部で18,000円以上かかってしまうことになります。
ですが、ドコモでのMNP転出手数料や契約解除料については必要でなければかかりませんし、SIMロック解除は自分でMy docomoから手続きするとタダになるため、実質は乗り換え先のMVNOの契約事務手数料くらいになります。
また、タイミングによっては格安スマホ(SIM)のキャンペーンで初期費用が無料になることもあるので、各MVNOで実施されているキャンペーン内容を比較するのもおすすめです。
スマートフォンなどの機種代を分割払いで支払っている場合、まだ未払い分が残っているとその残債は一括・または継続して分割にて支払うことになります。
【Q2】ドコモで購入したスマホをそのまま使いたいのでドコモ回線のMVNOを教えて下さい!
ドコモ系MVNOと言われるドコモ回線を利用した格安スマホ(SIM)会社は下記のとおりです。
- OCNモバイルONE
- U-mobile
- IIJmio(タイプD)
- NifMo
- エキサイトモバイル
- イオンモバイル (タイプ2/NTTドコモ回線)
- DMMモバイル
- nuro mobile
- mineo (ドコモプラン/Dプラン)
- BIGLOBEモバイル(タイプA)
- 楽天モバイル(ドコモ回線)
- LINEモバイル
- J:COMモバイル(Dプラン スマホセット)
- b-mobile
- ロケットモバイル
- DTI SIM
- スマモバ
- LinksMate
- H.I.S.モバイル
- QTmobile(Dタイプ)
- LIBMO
- ヤマダニューモバイル
実は、MVNOの多くはドコモの回線を借りてサービス提供をしているため、格安SIM会社がとても多くなります。
この中から1社ずつプラン内容を見て、サービスを比較していくのはとても大変ですので、こちらの「格安スマホ(SIM)ランキング」を見て選ぶようにすると手間がかかりませんので参考にしてみて下さい。
【Q3】ドコモを解約するタイミングはいつ?
MNPの場合、格安スマホ(SIM)との契約にて開通手続きをしたタイミングで、ドコモとの契約は自動的に解約されますので、別途解約手続きは必要ありません。
新しい電話番号で格安スマホ(SIM)を申し込む場合は、スマホが使えなくなる期間を作りたくなければ格安SIMカードが手持ちに届いたタイミング、特にこだわりがなければドコモの締日である月末のタイミングに合わせて解約するのが良いでしょう。
【Q4】格安スマホ(SIM)への乗り換えを期に新しくiPhoneを購入したい!セット購入できるMVNOはどこ?
新規でiPhoneの購入を検討しているなら、乗り換え先はドコモ回線のMVNOである必要はありませんので、回線は関係なくスマホセット購入が可能なMVNOの中から、iPhoneの取り扱いがある格安スマホ(SIM)会社をピックアップしました。
以前までは「楽天モバイル」や「mineo」などでもiPhoneが販売されていたものの、現在では販売終了となっています。
MVNOで販売されているiPhoneは最新モデルではないので、在庫がなくなり次第で販売終了となることも多いため、申し込みタイミングには注意して下さい。
【Q5】ドコモから格安スマホ(SIM)に乗り換える時はデータ移行は必要?LINEのアカウントはどうなるの?
スマホの契約会社が変わると端末内のデータが消えてしまうと不安に感じている人もいますが、実際にはスマートフォン端末が変わらないのであれば電話帳や画像・音楽やアプリなどの『データ移行』は特に必要ありません。
もちろん、格安スマホ(SIM)の契約と同時に新しいスマホを購入した場合には、データ移行は必要になりますので、データのバックアップはしておきましょう。
1点注意したいのは、ドコモクラウドでバックアップしている場合。
ドコモクラウドでは『電話帳・メール・画像・スケジュール・メモ・その他ファイル』などをバックアップすることができますが、MVNOに乗り換えたあとは見ることができなくなりますので、必要であればmicro SDカードにダウンロードした上で、他のクラウドストレージサービスを利用するようにしましょう。
ただ、LINEアカウントに関してはさらに注意が必要になります。
MNPによって格安スマホ(SIM)に乗り換えた場合、スマホが変わらないのであればそのまま何もせずLINEを利用することができるものの、年齢認証が必要となるID検索はできなくなります(LINEモバイル・Y!moboleは可)。
また、LINEアカウントとドコモのキャリアメールを紐づけている場合は、事前にフリーメールアドレスに変更しておかないと、パスワードを忘れてしまった場合に知る手段がなくなってしまいます。
まとめ
- 格安スマホへの乗り換え前に7つの注意点について知っておこう!
- ドコモから格安スマホへの乗り換えはたった5ステップでとっても簡単!
- 多少の不便を我慢できる人なら料金が安い格安スマホはおすすめ!
今現在ドコモで支払っている月額料金を少しでも抑えたいのであれば、格安スマホ(SIM)はとってもおすすめな選択肢となります。
ただ、今回の記事でもご紹介したように、格安スマホ(SIM)にはそれなりのデメリットもありますので、その点をしっかりと納得の上で乗り換えないと後々後悔してしまうことになりかねません。
MVNOに乗り換えるメリットやデメリットを見比べてみて、格安スマホ(SIM)の料金の安さに大きなメリットを感じたのであれば、さっそく乗り換え手順を参考に手続きを進めていきましょう!