格安スマホ(SIM)に乗り換えるためには、基本的にクレジットカード払いでの申し込みが必須となっているので、クレカを持っていない人にとっては不便ですよね。
そんな時におすすめしたいのが、“デビットカード決済が可能な格安スマホ(SIM)”!
デビットカードであれば、訳あってクレジットカードを作れない人や、収入の少ない大学生や主婦の方でも作成できるので、「クレカ持っていないけど、格安スマホを持ちたい!」と思っている人にとってピッタリの支払い方法になります。
ただし、デビットカード支払いに対応しているMVNOは少ないので、どの格安スマホ(SIM)を会社を選ぶのか慎重に決めるようにしましょう。
そこで今回は、「クレジットカード持っていないけど格安スマホ(SIM)を申し込みたい!」というあなたの悩みを解決するために、当記事ではデビットカード決済ができる格安スマホ(SIM)9社を徹底比較!
デビットカードが使えるMVNOを選ぶ時のメリットやデメリット、格安SIM各社の特徴や利用条件をご紹介します。
デビットカード決済とは
デビットカード決済とは、クレジットカードとは異なり「リアルタイムで支払いが完了するカード決済」です。
デビッドカードは、いわば銀行口座を財布にした仕組みで、銀行口座の残高とリンクしていて、使用した瞬間に口座からお金が即座に支払われます。
また、カード審査も必要なく、中学生を除く15歳以上ならば誰でも気軽に作成することが出来ます。
このように非常に便利なデビッドカードなのですが、決済対応している格安スマホはまだ少ないのが現状です。
デビットカードで契約できる格安スマホ(SIM)の2つのメリット
デビットカードで契約できる格安スマホ(SIM)のメリットは、以下の2つです。
- 15歳以上なら審査なしで申し込める
- 使用料金を毎月メールで確認できる
それぞれのメリットについて、詳しく説明します。
メリット①15歳以上なら審査なしで申し込める
デビットカードで契約できる格安SIMのメリットは、「15歳以上なら審査なしで申し込める」ことです。
なぜなら、多くの格安SIMサービスは、クレジットカードを持っていないと契約できず、クレジットカードを自分名義で作成するためには、以下の条件があります。
- 20歳以上の成人である
- 入会審査に受かる
これに比べて、デビットカードは中学生を除く15歳以上なら審査なしで誰でも作成できるので、難易度が低いです。
したがって、デビットカードで契約できる格安SIMは、クレジットカードを持ってなくても簡単に契約できる可能性がある点で優れています。
メリット②使用料金を毎月メールで確認できる
デビットカードで契約できる格安SIMのメリットは、「使用料金を毎月メールで確認できる」ことです。
なぜなら、多くの格安SIMサービスは、クレジットカードを持っていないと契約できず、クレジットカードの利用明細が発行されるまでは少なくとも1ヵ月かかるからです。
これに比べて、デビットカードは料金が口座から引き落とされるとすぐに指定メールアドレスにメールが送信されるので、毎月使った分の料金をタイムラグなしに把握することができます。
したがって、デビットカードで契約できる格安SIMは、毎月の利用料金をクレジットカードよりも早く確認できる点で優れています。
デビットカード決済で格安SIMの契約を検討する3つのデメリット
デビットカード決済で格安SIMの契約を検討するデメリットは、以下の3つです。
- 決済対応しているサービスが少ない
- 申し込み審査が厳しい
- スマホ端末代金を分割できない可能性がある
それぞれのデメリットについて、詳しく説明します。
デメリット①決済対応しているサービスが少ない
デビットカード決済で格安SIMの契約を検討するデメリットは、「決済対応しているサービスが少ない」ことです。
なぜなら、デビットカードは、15歳以上であれば誰でも作成できるので、支払い能力の証明や決済手段としての信頼性が低く、決済対応していないMVMOがほとんどだからです。
デビットカード決済は、MVNOの選択肢が狭くなってしまうので、たくさんのサービスの中から自分に最適な格安SIMを選びたい場合は、可能な限りクレジットカードを作成しておくことをおすすめします。
デメリット②申し込み審査が厳しい
デビットカード決済で格安SIMの契約を検討するデメリットは、「申し込み審査が厳しい」ことです。
なぜなら、デビットカード決済で格安SIMを申し込むと、銀行口座の預金残高や名義人と申し込み者の名前一致など、信用性に関する審査がクレジットカードよりも厳しいからです。
また、格安スマホ(SIM)会社によっては、対応しているデビットカードの種類を指定されることもあるので、これから新規でデビットカードを作る場合は、申し込みを検討している格安SIMがどの銀行のカードに対応しているのか事前に確認してください。
口座振替やLINE Payでも決済できる!
ただし、デビットカード以外にも口座振替やLINE Payによる支払いが可能なMVNOもあります。
口座振替もクレジットカードより審査が厳しい可能性は高いですが、気になる場合は以下の記事を参考に探してみましょう。
LINE Payは、LINEモバイルの決済で利用可能です。
筆者が実際にLINEモバイルを利用したレビューをまとめているので、気になる場合は確認してくださいね。
デメリット③スマホ端末代金を分割できない可能性がある
デビットカード決済で格安SIMの契約を検討するデメリットは、「スマホ端末代金を分割できない可能性がある」ことです。
デビットカード支払いに対応しているMVNOでも、スマートフォン本体の分割払いは不可となっていることもあります。
スマホとセットで格安SIMを申し込みたい場合は、事前に確認するようにしましょう。
後ほどSIMロックに関して詳しく説明しますが、格安スマホでSIMフリーの端末の契約を検討している場合は、下記の記事を確認してくださいね。
デビットカード決済できる格安スマホ(SIM)一覧
2022年現在、デビットカード決済ができる格安SIM(SIM)をまとめました。
– デビットカード払いができるMVNO比較一覧表- | |||
---|---|---|---|
キャリア名 | 回線 | 月間データ容量 | おすすめポイント |
楽天モバイル | 楽天 | 無制限 | 通話かけ放題・データ使い放題 |
LINEモバイル | ・ドコモ ・ソフトバンク ・au | 500MB~12GB | LINE利用時のデータ消費なし |
mineo | 500MB~30GB | 契約期間の縛りがない | |
ロケットモバイル | 1~20GB | 最低月額料金298円 | |
DTI SIM | ドコモ | 1~10GB | 半年お試しプランがお得 |
OCNモバイルONE | 1~30GB | 人気端末を特別価格で購入できる | |
NifMo | 3~50GB | @nifty光とセットでお得 | |
Y!mobile | ソフトバンク | 3~14GB | 1回10分まで無料通話できる |
UQモバイル | au | 3~10GB | 低速節約モードでデータ使い放題 |
それぞれのサービスについて、「利用できる回線」「月間データ容量」「おすすめポイント」を記載したので、デビットカード決済でMVNOを検討している場合は参考にしてください。
デビットカードで契約可能な格安スマホ(SIM)9選
上記でまとめた「デビットカードが使える格安スマホ(SIM)」9社のサービス内容を詳しく紹介します。
楽天モバイル:通話かけ放題・データ使い放題
おすすめ度 | |
---|---|
月間データ容量 | 無制限 |
月額基本料金 | 2,980円 |
SIMタイプ | 音声通話SIM |
利用回線 | 楽天回線 |
楽天モバイルは、「楽天回線」を使っている格安SIMです。
月額2,980円で、日本全国の楽天回線エリアでデータ使い放題です。
また、楽天専用アプリ「Rakuten Link」を使えば、国内通話かけ放題となります。
また、世界66ヵ国と地域を対象に、海外でも月間2GBまでデータ容量を利用でき、SMSも無料です。
LINEモバイル:LINE利用時のデータ消費なし
おすすめ度 | |
---|---|
月間データ容量 | 500MB~12GB |
月額基本料金 | 600~3,200円 |
SIMタイプ | 音声通話SIM・データ専用SIM |
利用回線 | ドコモ・ソフトバンク・au回線 |
LINEモバイルは、LINEが提供する格安SIMです。
LINE利用時のデータ通信量は消費されないので、主にスマホでLINEをする場合は、契約プランの月額料金を抑えることができます。
また、SNSやLINEの音楽アプリをよく使用する場合は、月額280~480円のオプションを追加すると使い放題になります。
mineo:契約期間の縛りがない
おすすめ度 | |
---|---|
月間データ容量 | 500MB~30GB |
月額基本料金 | 700~6,600円 |
SIMタイプ | 音声通話SIM・データ専用SIM |
利用回線 | ドコモ・ソフトバンク・au回線 |
mineoは、関西電力グループの「オプテージ」が提供する格安SIMです。
料金プランは定額制ですが、データの使用状況に応じて、翌月のデータ通信量の上限と月額料金を変更することができます。
また、「エココース」を選ぶと回線混雑時の通信速度が制限されるものの、月額基本料金がよりお得になります。
mineoユーザー共有のパケット貯蔵庫「フリータンク」からパケットを引き出せるなど、余ったデータ容量を家族以外のユーザーとシェアできます。
ロケットモバイル:最低月額料金298円の最安プラン
おすすめ度 | |
---|---|
月間データ容量 | 1~20GB |
月額基本料金 | 298~4,580円 |
SIMタイプ | 音声通話SIM・データ専用SIM |
利用回線 | ドコモ・ソフトバンク・au回線 |
ロケットモバイルは、格安スマホ・格安SIMの月額料金で最安値を誇るサービスです。
特に、データ専用SIM:月額298円・音声通話SIM:948円となる『神プラン』は注目したいポイントです。
低速データ通信(200kbps)にはなるものの、データ使用量の上限なしの使い放題となります。
また、ロケモバポイントという独自のポイントサービスや、紹介キャンペーンのサービスなども充実しています。
DTI SIM:半年お試しプランがお得
おすすめ度 | |
---|---|
月間データ容量 | 1~10GB |
月額基本料金 | 600~2,900円 |
SIMタイプ | 音声通話SIM・データ専用SIM |
利用回線 | ドコモ回線 |
DTI SIMは、DTIが提供している格安SIMサービスです。
初めてDTI SIMを契約する場合は、半年限定で月額基本料金が0~1,520円になるプランがあります。
- データ半年お試しプラン3GB:無料
- データSMS半年お試しプラン3GB:無料
- でんわ定額プラン3GB:1,520円
特に、データ専用SIMをお得に試してみたい時は、半年間無料になるのでおすすめです。
OCNモバイルONE:人気端末を特別価格で購入できる
おすすめ度 | |
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月間データ容量 | 1~30GB |
月額基本料金 | 800~5,980円 |
SIMタイプ | 音声通話SIM・データ専用SIM |
利用回線 | ドコモ回線 |
OCNモバイルONEは、NTTコミュニケーションズが提供する格安SIMです。
セットで申し込むと中古端末を1円から購入することができるので、スマホをお得に買い替えたい場合はおすすめです。
また、期間限定のバーゲンでは、新品の人気端末が10,000円以上お得な特価で販売されることもあります。
「MUSICカウントフリー」オプションが無料なので、特定の音楽アプリを使用する際のデータ通信量が消費されません。
NifMo:@nifty光とセットでお得
おすすめ度 | |
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月間データ容量 | 3~50GB |
月額基本料金 | 1,600~5,500円 |
SIMタイプ | 音声通話SIM・データ専用SIM |
利用回線 | ドコモ回線 |
NifMoは、@niftyが提供している格安SIMサービスです。
@niftyが提供しているインターネット接続サービスとセットで契約すると料金がお得になります。
NifMoは、初月の利用料金がまるまる無料なのも魅力的なポイントです。
ただし、申し込みページでデビットカードを入力するとエラーが出て、申し込みできないこともあるようなので、正直おすすめはできません。
Y!mobile:1回10分まで無料通話できる
おすすめ度 | |
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月間データ容量 | 3~14GB |
月額基本料金 | 2,680~4,680円 |
SIMタイプ | 音声通話SIM |
利用回線 | ソフトバンク回線 |
ワイモバイルは、ソフトバンクのサブブランドとして、ソフトバンクの自社回線を利用しています。
そのため、昼や夕方などの回線混雑時でも、大手キャリアのように安定した通信速度を期待できる上に、大手キャリアよりも低価格となっているので、通信速度にこだわりながらスマホ代を節約できます。
また、1回10分以内の国内通話が、何度でも無料なので、10分以内の通話を頻繁にする場合はさらにおすすめです。
ただし、他社キャリアから乗り換える場合は、SIMフリー端末以外は、SIMロック解除が必要なので注意しましょう。
UQモバイル:低速節約モードでデータ使い放題
おすすめ度 | |
---|---|
月間データ容量 | 3~10GB |
月額基本料金 | 1,980~2,980円 |
SIMタイプ | 音声通話SIM |
利用回線 | au回線 |
UQモバイルは、UQコミュニケーションズが提供する格安SIMです。
au回線の格安SIMの中でも、通信速度の安定性に定評があります。
また、低速節約モードを使用するとデータ容量が使い放題になります。
また、月額料金を口座振替でも支払えるので、クレジットカードやデビットカードがなくても契約できます。
デビットカードで契約可能な格安スマホ(SIM)を選ぶなら楽天モバイルがおすすめ!
- デビットカードに対応可能と公式でアナウンスがある
- 日本全国の楽天回線エリアでデータ使い放題
- 国内通話かけ放題
- 海外でもSMS無料
楽天モバイルは、日本を代表する楽天株式会社が提供しているMVNOサービスなので、サポートも充実していて大手ならではの安心感がありますよね。
今では、MVNO業界でもトップクラスの契約数を誇っています。
「クレジットカードがないけど格安スマホを使いたい!」という人にとっては、スマートフォン本体や月額料金設定、各種サービスなど多くの面でおすすめできる格安スマホ(SIM)ですよ。
MVNO乗り換え(MNP)の全手順
現在使っている電話番号を格安スマホ(SIM)に乗り換えたあとも使い続けるつもりであれば、乗り換え前にMNPの手続きが必要です。
基本的な手続き方法は、ドコモ・ソフトバンク・auで変わりません。
今回は、ドコモから格安スマホ(SIM)への乗り換える際の全手順を詳しく解説します。
- どのMVNOに乗り換えるか決める
- 事前に乗り換えに必要なものを準備する
- MNP予約番号を取得する
- MVNOでMNP転入手続き・申し込みをする
- 届いた格安SIMで利用開始(開通)手続きを行う
「ドコモから格安スマホ(SIM)に乗り換える前に注意しなければいけないことは分かったけど、乗り換える手順ってどうするの?」という人のために、ここでは乗り換え方法についてお伝えしていきたいと思います。
乗り換える手順はたったの5ステップで完了するので、特に難しいこともなく意外と簡単なんです!
それでは、実際に『ドコモから格安SIMへMNP(乗り換え)する方法』について説明します。
ステップ①乗り換え先となるMVNOを決める
まずはじめに、ドコモからどこの『格安スマホ(SIM)』に乗り換えるのかを決めましょう』。
ここ数年でMVNO業者がたくさん増えたので迷いがちですが、あなたのスマホ利用状況や目的別に合わせて探すことで、選択肢を絞ることができます。
ただ、「候補となるMVNOが多すぎてどれを選べばいいか分からない!」という人も多いと思いますので、こちらの格安スマホのおすすめランキングの記事を参考にあなたに合った格安スマホ(SIM)を探してみましょう。
ステップ②乗り換え時に必要なものを事前に「準備」しておく
次に、格安スマホ(SIM)への乗り換えに際して『必要なものを事前に準備』しておきます。
準備しておきたいものとしては、『スマートフォン』と『クレジットカード』と『本人確認書類』の3つがあります。
スマートフォン端末
格安スマホ(SIM)に乗り換え後に使用するスマートフォン端末を用意しましょう。
- 現在ドコモで使っているスマートフォンをそのまま継続して使い続ける
- 乗り換え先のMVNOで新しくスマートフォン端末を購入する
- 通販などでSIMフリーのスマートフォン端末を購入する
などいくつかの方法があります。
大手キャリアで販売されているスマートフォンは、そのキャリアの回線で使用できるようにSIMロックがかけられているので、ドコモで購入したスマホはドコモ回線を利用するMVNOでしか使えません。
その為、もし今のスマホをau回線やSoftBank回線を利用したMVNOでも使い続けたいのであれば、事前にSIMロックの解除が必須となりますので注意しましょう。
自分名義のクレジットカード
先ほどの「格安スマホ(SIM)に乗り換える前に知っておきたい注意点」でもお伝えしましたが、基本的に格安スマホ(SIM)の支払い方法は契約者本人の名義のクレジットカード決済となります。
そのため、現時点でクレジットカードを持っていない場合は、クレジットカードを作って用意して下さい。
銀行系のクレジットカードは、発行までに最短でも2週間ほど要しますので、なるべく早めに申し込みを行いましょう。
本人確認書類
MVNOの申し込み時には、本人確認のための『本人確認書類』が必要です。
主に『運転免許証』や『パスポート』などから1点、もしくは『健康保険証+住民票や公共料金領収書』などの2点が一般的ですが、乗り換え先の格安スマホ(SIM)で必要となる書類については、各ホームページを確認してみましょう。
ステップ③MNP予約番号を取得する
続いて、『MNP予約番号の取得』をします。
※新規での契約であればこのステップの手順は必要ありませんので飛ばしましょう。ステップ④へ→
今ドコモで契約している電話番号をそのまま格安スマホ(SIM)でも使い続けたい場合は、『MNP予約番号』を転出元となるドコモにて取得しておきましょう。
このMNP予約番号をもらうことで、乗り換え先のMVNOでも現在の電話番号で契約することが可能になりますが、予約番号の有効期限は取得から15日以内と結構短めなので、MVNO申し込みの直前に取得することをおすすめします。
ドコモでは、下記4つのMNP予約番号発行方法がありますので、お好きな方法で取得して下さい。
■電話でのMNPの予約
⇒ ドコモ端末から:151 (無料)
⇒ その他電話機から:0120-800-000 (無料)
■パソコン/スマホからMNPの予約をする
⇒ My docomo TOP > 「その他のお手続きはこちらから」 > 「携帯番号ポータビリティ予約(MNP)」
■店頭(ドコモショップ)でMNPの予約をする
⇒ 近隣のドコモショップ
どの方法にも予約番号の発行が可能となる受付時間があり、電話からの発行手続きの場合は「午前9時~午後8時」、パソコンやスマホからの発行手続きは「午前9時〜午後9時30分」、店頭の場合はお店の営業時間内となりますので注意が必要です。
ちなみに、電話の場合は口頭で番号を伝えられるのでメモの用意をしておきましょう。
ステップ④乗り換えたいMVNOでMNP転入手続き・申し込みをする
ここまで準備が整えば、次は『MVNOで申し込み手続き』をします。
乗り換えるMVNOのサイトにアクセスし、契約したい料金プランを選んで(端末セット購入する場合は端末を選んで)申し込みを完了させます。
MNPをする場合は、この時にMNP予約番号を入力して下さい。
一部のMVNOキャリアでは、店舗を設けていることもありますので、インターネットからの申し込みが不安な場合は、直接店頭で申し込みしても良いでしょう。
ステップ⑤届いた格安SIMで利用開始(開通)手続きを行う
申し込みが完了したら最後のステップ、配送で届いた、もしくは店頭で受け取った『SIMカードの開通手続き』を行います。
利用を開始するために開通手続きを行いますが、特に難しいことはなくドコモのSIMを挿した状態で『開通専用の電話番号』に電話をし、ガイダンスに沿って手続きを進めていくと数分で完了します。
完了次第、継続して使用する手持ちのスマートフォンや、新しいスマートフォンの電源が切れた状態で、新しい格安SIMカードを挿し込みます。
また、初期設定となるAPN設定を同封されているマニュアル通りにすすめていけば、通話やインターネットが使えるようになります。
これでドコモから格安スマホ(SIM)への乗り換えが完了です。
auの場合も詳しく解説した記事があるので、参考にしてくださいね。
SIMロック解除するための全手順
大手キャリアで購入したスマートフォン端末は、基本的には「SIMロック※」がかかっています。
※SIMロック…特定のSIMカードを差し込んだ場合のみに動作するよう携帯電話や通信モジュール等の通信端末に施される機能制限のこと(引用元:wikipedia『SIMロック』)
なので、例えばdocomoで購入した機種は、docomoの通信電波を利用するSIMしか利用できない状態なので、そのまま継続して使うのであればdocomo回線で通信を行うMVNOを選ぶようにします。
また、どうしても他の回線を使う格安スマホ(SIM)に乗り換えたい場合は、「SIMロック解除」を行うことも可能で、ネットからであれば各キャリアとも無料で手続きできますよ。
デビットカードでの支払いができる格安スマホ(SIM)についてよくあるQ&A
最後に、デビットカードで契約できる格安スマホ(SIM)についてよく聞かれる疑問点をまとめ、それぞれの質問に対して回答していきたいと思います。
【Q1】格安スマホ(SIM)の審査が通りやすいデビットカードは?
格安スマホ(SIM)の申し込みで審査が通りやすいデビットカードと言えば、下記のカード会社で発行される『月次決済』が可能となるものです。
- Visaデビット
- JCBデビット
MVNOは毎月料金が発生するので、必然的に『月次決済』に対応しているデビットカードである必要があります。
VisaデビットやJCBデビットが発行できる銀行は、ジャパンネット銀行やソニー銀行、三菱UFJ銀行など様々な銀行がありますが、それぞれの取扱銀行は下記のリンクで確認してみましょう。
ちなみに、楽天モバイルであれば、『楽天銀行デビットカード』『スルガ銀行デビットカード』のみ利用可能になっています。
最近は、『イオン銀行デビットカード』『JNB VISAデビットカード』も対応している格安SIMサービスもあります。
まだデビットカードを作成していない場合は、契約したいMVNOを先に決めてからカード会社を選んでくださいね。
【Q2】クレジットカードがない場合、デビットカード以外にどんな決済方法があるの?
この記事でも少しお伝えしていますが、クレジットカードを持っていない場合には、
- デビットカード(対応MVNO:当記事参考)
- 口座振替(対応MVNO:口座振替できる格安スマホ)
- LINE Payカード(対応MVNO:LINEモバイル)
の3つの決済方法で申し込むことが出来ます。
【Q3】デビットカードなら未成年でも格安スマホ(SIM)に申し込み可能?
可能です。
大学生など20歳以下の未成年の場合、クレジットカードを作ろうと思っても審査が厳しいので、格安スマホ(SIM)を自分名義で契約することが難しくなります。
ですが、デビットカードであれば15歳以上で作成することができますので、”未成年でも契約可能なMVNOキャリア”を選ぶことで、デビットカードを使用して契約することが出来るんです。
『デビットカード対応の格安スマホ(SIM)』なら、
- mineo(マイネオ)
- OCNモバイルONE
の2つが未成年でも契約できるMVNOとなっています。
どちらも、20歳未満の未成年の場合は保護者(親権者)の同意が必要となりますので注意が必要ですよ。
【Q4】デビットカード払いで預金残高不足で滞納してしまった場合はどうなるの?
デビットカード払いの場合、銀行口座の預金残高が不足していると当然滞納扱いになりますので、残高不足だったと分かったらすぐに口座に入金するようにしましょう。
まず、預金が不足している状態で引き落とし手続き処理されると、不足金額分をデビットカード発行元が立て替えて支払います。
その後、口座に『元本+遅延金』の入金があるまで口座からの出金やデビットカードの利用が制限されることになります。
入金することでまた通常どおりデビットカードが使えるようになりますが、複数回残高不足が続いたり、そのまま入金を行わない場合には『口座凍結』や『ブラックリスト掲載』のリスクがあるので注意しましょう。
まとめ
- クレジットカードなしでもデビットカード払いが可能な格安スマホ(SIM)がある!
- デビットカード決済に対応している格安スマホ(SIM)を選ぶ際は3つのポイントを意識しよう!
- デビットカード決済に対応しているMVNOを比較した結果『楽天モバイル』がおすすめNo.1!
- デビットカードを作るなら月次決済ができるカード会社にしよう
格安スマホ(SIM)の支払い方法は、基本的にクレジットカード決済となっているものの、どうしてもクレジットカードなしで申し込みをしたい方もいらっしゃると思います。
クレカなしで契約できるMVNOを探されている場合には、今回ご紹介したデビットカード払いに対応した格安スマホ(SIM)の中から選ぶようにしましょう。
それでも「どの会社のかけ放題がいいか分からない!」と迷っている方は、大手MVNOなので安心して使えて、料金設定やサービス内容が充実している楽天モバイルがおすすめです。