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固定IPアドレスとは?5つのメリットと2つのデメリットを徹底解説!

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この記事では固定IPについてわかりやすく説明した上で、利用方法やメリット・デメリットを徹底解説します!

IPアドレスを固定にすることで、Webカメラを利用したり、ハードディスクに保存したデータをスマホで見たりなど、さまざまな使い方やメリットがあります。

固定IPサービスを提供するプロバイダや料金についてもまとめているので、固定IPアドレスを利用するときの参考にして下さいね!

目次
  1. 固定IPアドレスとは?
  2. IPを固定すると何ができる?固定IPアドレスの5つのメリットを解説
  3. 固定IPアドレスの2つのデメリットを解説!
  4. 固定IPを利用する方法について解説
  5. 申し込み後すぐに使える!固定IP提供プロバイダと料金一覧
  6. 固定IPについてよくあるQ&A
  7. 固定IPについてのまとめ

固定IPアドレスとは?

固定IPアドレスは固定された「IPアドレス」のことですが、IPアドレスについて理解していないとなんだか意味がわからないですよね?

この記事ではまず「IPアドレス」についてわかりやすく解説して、固定IPアドレスやURL・ドメインとの関係についても理解ができるように順番に説明するので、安心して読み進めてくださいね!

IPアドレスはインターネット上の住所のような役割

IPアドレスの図
「IPアドレス」は数字で構成されていて、インターネット上の住所のような役割をしており、ネット上にある全てのコンピュータやネットワークを区別するための数字になります。

ネット上では同じ「IPアドレス」は存在しないルールなので、「IPアドレス」を指定することによって、私たちは自分がみたいWebサイトを表示できるようになっています。

「IPアドレス」とはどういうものなのか何となくご理解いただけたでしょうか?
もう少し「IPアドレス」の理解を深めるために、次は「URL」と「ドメイン」について解説していきます!

IPアドレスとURL・ドメインの関係について解説

URLとドメイン
普段ネットを利用していて「IPアドレス」を直接目にすることはありませんよね?

実は「IPアドレス」のように数字が羅列されている状態では人が認識しにくいので、私たちはネット上の住所を「URL」で区別しています。

この記事であれば【https://naruhodo-wifi.co.jp/static_ip/】が「URL」ですね。この「URL」をブラウザに入力することで、Webサイトが表示されます。

ドメインをIPアドレスに置き換える
そしてインターネットには「URL」と「IPアドレス」を紐づける仕組みがあり、
ブラウザに「URL」を入力することで、「URL」の「ドメイン」部分が「IPアドレス」に紐付き、指定したWebサイトを表示できるようになっています。

そして「URL」の「IPアドレス」にあたる部分を「ドメイン」と読んでいます。「ドメイン」は【naruhodo-wifi.com】の部分で、「URL」の一部となります。

固定IPとは固定されたグローバルIPアドレス

グローバルIPアドレス
(インターネット上)
固定IPアドレス
動的IPアドレス
プラーベートIPアドレス
ローカルIPアドレス
(会社内・家庭内などのローカルネットワーク)
固定IPアドレス
動的IPアドレス

「IPアドレス」はインターネットを利用するときに必要で、私たちのパソコンやスマホをネットに接続するときにも「IPアドレス」が割り当てられています。

通常Webサイトをみたりメッセージを送受信するときは、ネットに接続するたびにプロバイダが空いている「IPアドレス」を自動的に割り当てます。接続のたびに「IPアドレス」が変わるので、「動的IPアドレス」と呼んでいます。

ですがWebサイトは「IPアドレス」が変わってしまうと、住所がわからなくなりアクセスができなくなってしまうので、常に同じ「IPアドレス」に固定しておく必要があります。いつでもアクセスできるように常に固定された「IPアドレス」が「固定IPアドレス」です。

そして「IPアドレス」には2つの種類があり、ネット上の「IPアドレス」を「グローバルIPアドレス」と呼び、インターネットに接続されていない家庭内や会社内だけで利用する「IPアドレス」を「プライベート(ローカル)IPアドレス」と呼びます。

一般的には「IPアドレス」といえば、インターネット上の「グローバルIPアドレス」のことになります。

IPアドレスを確認する方法

IPアドレスを調べる
現在インターネットに接続している「IPアドレス」を確認したい場合は、【確認くん】にアクセスすることで「IPアドレス」などの情報を確認することができます。固定IPサービスを申し込んだ場合は、管理画面などでも確認することができますが、手軽に確認したい場合は利用してみてくださいね!

IPを固定すると何ができる?固定IPアドレスの5つのメリットを解説

Webサイトは住所がわからなくなるといけないので「固定IP」が必要ですが、そのほかにも「固定IP」にすることで、Webカメラを利用したり、データを共有したりいろいろなメリットがあります。固定IPアドレスの5つのメリットを見ていきましょう!

固定IPメリット①:Webカメラを利用でき、外出先でも自宅を確認できる

Webカメラ
「固定IP」を設定することで、外出先からでも自宅に設置したWebカメラで、ペットの様子をチェックしたり、別の部屋から子供の様子を確認したりできます。

またSkypeなどの通話アプリを使って、音声だけでなくこちらの表情なども伝えながら話せるので、離れていても自宅の状況が気になったり、子供が寝ている間に少し離れて、他の家事などをしている間も状況が確認できるのでとても便利ですね!

さらに暗い室内でも撮影が可能なだったり、ペットにエサをあげられる「給餌機能」がついているカメラや、映像に動きがあったときにスマホに通知を送ることができるものもあるので、防犯カメラとしても利用することができます。Webカメラはライフスタイルに合わせていろいろな使い方ができますね。

固定IPメリット②:ハードディスクに保存したデータをスマホで見ることができる

データを共有する
自宅PCや外部接続しているハードディスクなどのデータをスマホやタブレットなど他のデバイスでも見ることができます。

またスマホで写真や動画を撮る時に、空き容量がなくなってしまっても、自宅のハードディスクにデータを移してすぐに撮影を再開できます。また自宅、外出先を問わず、家族や友人と撮影した写真や動画をその場ですぐに共有できたりもするのでとても便利ですね!

固定IPメリット③:外部から自宅のパソコンを遠隔操作できる

遠隔操作する
自宅のパソコンに固定IPアドレスを設定すれば、外出先からでも自宅のネットワークにアクセスすることができるようになります。

自宅のパソコンを遠隔操作ができれば、外出先からファイルやデータを確認したり、アプリケーションなども利用できたりします。自宅にしか置いていないデータなどを外出先から急ぎで編集したい場合にはとても便利な機能になります。

固定IPメリット④:アクセスを制限してセキュリティを向上できる

サーバーへのアクセス
Webサイトを運用している場合、誰でもサーバーにアクセスできてしまうより、決まった「固定IPアドレス」だけしか接続できないように設定することで、セキュリティを向上することができます。

決まった「固定IPアドレス」だけしかアクセスできなければ、不特定のコンピュータからのアクセスを遮断できるので、悪意のある攻撃でパスワードなどが破られてしまっても、サーバーに侵入することができないので、セキュリティを強化することができます。

固定IPメリット⑤:自宅のサーバをネット上に公開できる

ブラウザを使う
固定IPアドレスを持っていると自分でサーバーを構築して、自宅でWebサイトやメールの運用などができるようになります。レンタルサーバーなどは設定が簡単に変更ができないので、決められた機能しか利用ができません。

専門的な知識が必要になりますが、自分でサーバーを構築できれば、サーバーを自分で自由に設定することができるので、サーバーの機能をフルに生かしたWebサイトを公開することもできますね!

固定IPアドレスの2つのデメリットを解説!

固定IPアドレスの2つのデメリットについて解説します。IPアドレスを固定することのデメリットはそれほどありませんが、コスト面、セキュリティ部分について説明します。

固定IPデメリット①:固定IP利用するには回線費用とは別に料金がかかる

費用がかかる
通常プロバイダから割り当てられる「IPアドレス」は「動的IPアドレス」になります。

「固定IPアドレス」はプロバイダのオプションサービスになるので、別途費用が必要になります。ですので通常割り当てられる「動的IPアドレス」より料金が高くなるということがデメリットになります。

「固定IPアドレス」利用時の費用ですが、月額約1,000円で利用できるプロバイダから9,800円かかるところもあるので、記事内の「固定IP提供プロバイダと料金一覧」も参考にしてみてください!

固定IPデメリット②:不正アクセスがあった場合に対応が遅れてしまう

不正アクセス
「IPアドレス」はネット上の住所なので、仮に攻撃対象になってしまった場合、固定IPアドレスで住所が特定されてしまっているので、変更するのには時間がかかります。個人のパソコンが狙われることはほとんどないと思いますが、デメリットとして認識しておきましょう。

固定IPを利用する方法について解説

固定IPを利用するには、通常は別途サービスに申し込む必要があります。現状利用しているプロバイダによって、自宅で利用している固定回線のプロバイダでオプションを申し込むか、固定IP提供サービスを利用するかを選びましょう!

現在利用している回線のオプションで固定IPを申し込む

PCから申し込む
現在利用しているプロバイダの回線で、固定IPアドレスを利用するには、フレッツ光やBフレッツなどNTTの回線を利用している必要があります。NTTの回線を利用しているプロバイダであれば、固定IPが一つ無料で利用できるプロバイダもあるので、どこのプロバイダを利用しているか確認してみましょう!

主な固定IP提供プロバイダ
  • GMOとくとくBB(固定IP:1つ無料)
  • ぷらら(固定IP:1つ無料)
  • インターリンク
  • ASAHI NET
  • So-net
  • OCN
  • BIGLOBE

固定IP提供サービスを利用する

IPアドレス
NTTの回線を利用していなくても、固定IPサービスを利用すれば、現在どんな回線を利用していても「固定IP」を利用することができます。例えばWiMAXなどのモバイルWifiを利用していてもサービスを受けられるので、「固定IP」を利用したいのであればとても便利なサービスですね!

固定IP提供サービスはインターリンクのマイIPなどがあります。

申し込み後すぐに使える!固定IP提供プロバイダと料金一覧

プロバイダ名利用開始までの時間初期費用月額費用
マイIP
インターリンク
即日(決済後すぐに利用可)無料1,100円
GMOとくとくBB即日(決済後すぐに利用可)無料1,210円
ASAHI NET翌日以降880円880円
So-net即日1,320円1,320円
ぷらら最短1営業5,000円4,860円
OCN3週間~1ヶ月3,000円9,800円
BIGLOBE即日8,000円3,500円

固定IP提供プロバイダと固定IPを利用できるまでの時間、料金を一覧にしました。

固定IPオプションは基本的にはフレッツ光やBフレッツなどNTTの回線を利用している必要がありますが、インターリンクの「マイIP」サービスは、現在どのような回線を利用していても「固定IP」を使えて、さらに申し込み決済後すぐに利用を開始することができます。

「GMOとくとくBB」や「ぷらら」では、フレッツ光やBフレッツを利用していれば、「固定IP」を1つ無料で利用することができます。

固定IPについてよくあるQ&A

固定IPに関する良くある疑問に回答します。

Q①:モバイルルーターでも固定IPは利用できるの?

A.固定IPサービスを利用することで「固定IP」を利用できます!インターリンクのマイIPサービスなどを利用すれば、どんな回線を利用していても「固定IP」を利用することができます。

Q②:固定IPの調べ方は?確認方法を知りたい

A.固定IPサービスに申し込めば、利用する固定IPを割り当ててくれるので、申し込み完了メールや管理画面で確認できます。今利用しているプロバイダのIPアドレスを調べたい場合は、【確認くん】にアクセスすることで「IPアドレス」などの情報を確認することができます。

Q③:固定IPアドレスとグローバルIPアドレスの違いはなに?

A.固定IPは常に同じで変化しないIPアドレスのことになります。グローバルIPアドレスはインターネット上のコンピュータに割り当てられるIPアドレスのことです。詳しくは記事中の【固定IPとは固定されたグローバルIPアドレス】を参照してみてください。

Q④:固定IPにしてセキュリティは大丈夫でしょうか?

A.結論から言うと特に心配する必要はありません。不正アクセスに合う場合原因のほとんどはコンピュータウィルスになります。常駐のセキュリティソフトを使用して、OSを常に最新の状態にしておけばそれほど心配することはありません。あとIPアドレスからわかる情報は「プロバイダ」や「サーバーが置かれている都市名」くらいで個人情報が判明することはないので、固定IPだからセキュリティが弱くなるということはほとんどないと考えて良いでしょう。

Q⑤:利用している固定IPアドレスを途中で変更できますか?

A.プロバイダから一旦割り当てられた固定IPを変更することはできません。違う固定IPを利用したい場合は、オプションであれば一旦解約してから再度申し込みが必要になります。また割り当てられる固定IPも選ぶことはできません。

固定IPについてのまとめ

固定IPについてのまとめ
  • IPアドレスはインターネット上の住所のような役割
  • 固定されたグローバルIPアドレスが「固定IPアドレス」
  • 「固定IPアドレス」にすることで、いろいろなメリットが受けられます!
  • 通常は「動的IPアドレス」なので、「固定IPアドレス」は別途申し込みが必要
  • 固定IPはサービス申し込み後、すぐに利用できます!

固定IPについてまとめてみました。通常プロバイダからは「動的IPアドレス」が割り当てられますが、「固定IPアドレス」を利用することで、インターネットの利用方法が格段に広がります。

申し込みと別途料金が必要になりますが、「固定IPアドレス」について気になっている方は、この記事で解説したことを参考に、サービスの利用を検討してみてくださいね!

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